「同僚の中にいちいちマウンティングする人がいて、ストレスを感じています。どう回避したらいいのでしょうか?」という読者さんの質問に答えました。
職場におけるマウンティングとは?
さえ:こんにちは。ナビゲータのさえです。
木戸先生よろしくお願いいたします 。
木戸:よろしくお願いします 。
さえ:よろしくお願いいたします。
木戸:今日は何でしょう?
さえ:質問です。同 僚の中にいちいちマウンティングする人がいて 、ストレスを感じています。どう回避したらいいのでしょうか?
木戸:今日はなんかシンプルですね。
マウンティングっていうのは話 をしてて そっからこう上にまた被ってくるような話し方?
さえ:そういうことだと思います。
木戸:これは具体的にどんなことを先輩はマウン ティングしてくるんですかね?
さえ:具体的例はないですね。
木戸:さえちゃんが マウンティング されたらどうですか?
あとはこの方の相談内容から、多分こんなこと言われてるんじゃないのかなとかは?
さえ:仕事場なんで多分、自分の過去の実績とか 自分のいた時のこととか自分の過去の功績ばかり言って、今は何もできないのに『昔はこうだった、あーだった』とか 『自分はこうした、あーしたって』っていうのをよく言われたり耳 にしたりしますけど 。
木戸:あれですかね。ちょっとその場面と 違うかもしれないんですけどね。
例えば仲間と集まっ て酒でも飲んでて、『やっぱり年収1000万ぐらいは 欲しいよなー』みたいな、そんな話してたら聞いてもいないのに 『年収1000万あっても 大して変わんないよ』みたいな。 そういうのがマウンティングなんですかね? それとはちょっと違うんですか?
さえ:でも、それも マウンティングの一つだと思います 。ただ、お酒の席だからちょっと許される部分ってあるじゃないですか?今のお話だと。でも、素面でも多分この方はいちいちっていうのがあるから必ず上位を取りたいって言うか、 自分が優位に立たないと気が済まない同僚の方なんだなーって思って理解をしてます 。
マウンティングされた時の対処法
木戸:いちいちってちょっとうるさいかもしれないですよね 。そういった場合、さえちゃんなんかはどういう風にします?もしそういうような同僚が、あるいは先輩がいたら?
さえ:『すごーい』って言いますよ! もう受け入れてあげますよ。
木戸:さすがじゃないですか!
さえ:さすがって言われると照れますが、 木戸先生も 「受け入れろ」ってよくおっしゃるんで 。
木戸:それが一番だと思うんですよ 。
さえ:受け入れですか?
木戸:よくあるのが 、こういうのをどんどんどん受け入れてしまうと図に乗ってしま うから、そういうのはスルーした方がいい、だとかね。でも、スルーしたからと言って解決する問題じゃないと思うんですよ。根本的な解決には何もならないと思いますね。あと、もう一つは、「そうい う人っていうのは結局自分が認められてないから、どうしても自分が上にいないと気がすまないから。実は そういう人は可哀想なんだよ」みたいな風に言う人もいるんですけど、これってそれこそ上から 目線。そうじゃなくて、一番は確かにさえちゃんみたいに受け止めることですよね 。
それには気にしないことだと思うんですよ。気にしちゃ うから向こうも嫌な顔するのが見たくて、それでマウ ンティングしちゃうんでね。それを平然とした顔してし まえば、「あれ?なんかつまんないな」みたいな。気にしないのが一番なんで すけど 。
だけれども、やっぱりそういう風に先輩、同僚に言われ てどうしてもイライラしたりとかストレスになるって事であれば、 今さえちゃんの言った風 に受け入れて話した方が気にしない自分になれるんじゃないですかね。面白いもので、そういう場面でもどういう場面でも まず跳ね返すことよりかは、いかにして受け止めたり受け入れたりするかっていうことをやってった方が人間関係ってスムーズにいくようになると思うんですよね。
自分成長のチャンス
木戸:気持ちの余裕がない時に、受け止めたり本当にできないですよ 。次こそ受け止めようと思っても、いざその場面になった時にどうしても感情の方が先に来てしまうんですよ。それを「よし、じゃあ本当に次こそ受け止めよう」ってできるようになることによって、自分の感情をコントロールできるようになるんですよ。これってすごい自分成長だと思わないですか? そういう自分になれるって事は。ある意味ちょっとイラつくマウンティングするような同僚がいるって事は、自分成長するた めに鍛えてくれてるんだみたいなね。 またちょっと「よしチャレンジしよう」みたいな。そんな風に思ったらいいんじゃないですかね。
さえ:マウンティングする人、見下す人への対処法としては根本心理的に認められたいとか色々な心理があるけれども、まずは言われた相談者さんは受け止めて、自分成長へ繋げられればいいってことでよろしかったでしょうか?
木戸:相手が認めて欲しいって言ってるんだ から 。
さえ:認めてあげて、言われたことに対してはもう気にしない。
木戸:そうするとね、気にしない自分になれると思って。いきなり「気にするな」って言われても人は気にするので、こういう相談が来てるわけだから。だんだん気にしない自分になれる。
さえ:改めてマウンティングする人、見下す人への対処法としては、根本心理として認めてあげたいの で認めてあげる。受け入れることによって、自分成長をするチャレンジの機会だということで、心のコントロールをして気にしない自分を 目指しましょうってことでよろしかったでしょうか?
木戸:そうですね。 バッチリです。
さえ:わかりました。 ありがとうございます。