こんにちは!
昨日、朝食を14時にとってからお腹の調子が今ひとつの、
木戸一敏です(^^;
素晴らしいトークで、
イベント集客を成功させていた人がいます。
リフォーム会社を経営するTさんです。
そのイベントの案内チラシを
既存のお客さんに手渡ししながら、
こう言います。
「○月×日に△△をやるんですけど、
これがけっこう楽しくって
私はつい□□□しちゃうんですけど、
○○さんもどうかと思いまして。
○月×日はいかがですか?」
このTさんのイベントお誘いトークの
何が素晴らしいのかというと、
“Tさんが楽しんでいる”からです。
一般的な誘い方は
「○月×日にイベントを開催しますので
ぜひ、○○さんもお越しください」
といった感じです。
マーケティングのノウハウに
「相手のメリットになることを伝える」
というのがあります。
例として、
「イベントに来ませんか?」とただ誘うのではなく
「イベントに参加すると◎◎が無料でもらえます!」
というのがメリットです。
しかしこのようにメリットを伝えても、
思うような効果が上がらない話をよく聞きます。
では、なぜTさんはイベント集客を
成功させることができたのでしょう?
その答えは冒頭でお伝えした
“Tさんが楽しんでいる”
というところにあります。
モノ余り時代の今「◎◎が無料でもらえます!」といっても、
特に欲しいものがないので反応しません。
今の時代に求められているのは、
心のよりどころや温かさ、幸せ感、楽しさなど
精神的な“ヒト”の部分です。
つまり“モノ”ではなく
“ヒト”の部分のメリットが
求められているんです。
そこで重要になるのが、
そのメリットを相手に与える前に
自分がその気持ちになっている必要があること。
つまり、
相手に「楽しい」気持ちになって欲しいのなら、
まずは自分が楽しんでいないと
伝わらないんです。
Tさんのトークを
ブロック分けすると次のようになります。
1)いつやるのかを伝える「○月×日に~」
2)イベントの中の何をやるのかを伝える「△△△をやるんですけど~」
3)自分の気持ちを伝える「これがけっこう楽しくって~」
4)楽しいと、どうなるかを伝える「□□□しちゃうんですけど~」
5)「○月×日はいかがですか?」と誘う
Tさんのこのトークを聞いていて、
私も行ってみたい気持ちになりました。
いつも私は「楽しい仕事をしよう」
と言っています。
これに対して
「仕事は苦しかったり辛いことの連続。
楽しいなんて甘いこと言ってる場合じゃない」
と言う人がいますが
そのとおりです。
ただ、だからといって
悲壮感を漂わせたとことで
人は集まってきません。
「苦しい」「辛い」と嘆いている人から
モノを買いたいとは思いません。
辛かったり苦しかったりするその中で
いかに楽しさを見出すことができるか。
これからの時代
この部分ができるかどうが
ポイントになってくると私は思っています。
■今日のチェックポイント
『自分は何が楽しいのかを見つけよう』