社内の関係がギクシャクするのは、上司部下の関係で褒めるから?

こんにちは! 
昼にエビラーメンを食べたら、たまらなく眠くてなった
木戸一敏です(^_^;

このお店、やたら量が多いんですよね~

「自分で仕事を抱え込んでしまいがち・・・」
と悩んでいる人はいませんか?

私もあまり、人のことは言えませんが(;^_^A

先日、こんな相談がありました。

「自分で仕事を抱え込んでしまい、
 納期に間に合わなくなるものや、
 あれこれしているうちに、
 重要な事、優先順位の高いものを忘れてしまい、
 あれどうなった?、と聞かれるまで思い出せず~」

この相談から
私のリフォーム会社経営時代の話になりました。

その時代の私は、
人に仕事を頼むことができなかったんです。

ひと言、部下に
「これ、お願い」と頼めばいいものを、
「部下もいろいろ仕事をしていて忙しそうだし…」
「説明するの面倒だから自分でやってしまえ」
と全部自分で抱えていたんです。

そうすると、全部自分が仕事を抱え込むことになって
時間的にも気持ち的にもパツパツの状態に。

結果、仕事の抜けがボロボロ出てきて
金額を間違えて請求書を出すわ、
待ち合わせの時間を忘れてしまうわで
取引先やお客さんからクレームの嵐になったことがあります。

そうなって
ようやく部下に仕事を頼むようにしました。

だんだんと仕事が楽になってきたのは良かったんですが、
部下が気持ちいい顔をして受けてくれるわけではないので
相変わらず頼みにくい気持ちは変わりません。

それが、あることがきっかけで、
気づいたんです。

「そうっか!人に頼むことが関係を良くするんだ!!」

そのあることとは、
部下にお客さんへの連絡を頼んだことです。

その対応が良かったおかげで
ちょっと気難しかったお客さんが
別人のように変わったんです。

このことに私は初めて部下に心から
「いやぁー!○○さんのおかげで
あのお客さんとすごく話しやすくなって、
いやぁ!ありがとう!○○さん!」
と言いました。

それからです。

私もその部下に頼みやすくなって、
部下も快く受けてくれるようになったんです。

このことで気づいたのが
「人に頼み事をすることが関係を良くするんだ」
ということ。

どうしてか?

頼み事をすると
「ありがとう!」を言える
きっかけができるからです。

これに気づくまでも私は、
頼み事をしたあと「よくやってくれたね」と
褒めることを意識して言っていました。

これがダメだったんだということに
気づいたんです。

何がダメかというと・・・

「よくやってくれたね」
というのは上司部下の関係の褒め言葉。

そうではなく
一人の「ヒト」と「ヒト」関係で
「ありがとう!」と感謝することが大切なんです。

上司部下の関係の褒め言葉だと、
「また私に頼むの。勘弁してよ」と思うものが、
「ヒト」と「ヒト」関係で感謝すると、
「社長は私のことを頼ってくれる」嬉しい気持ちになるんだ
ということがわかりました。

頼み事をして、その後に感謝をすることは
・部下を喜ばし
・新たな仕事にもチャレンジしようと思うようになり
・仕事を「楽しい!」と思えるようになる
まさに“皆豊め”(受け入れ合う)関係になるんです。

▼今日の“みとめ”チェックポイント

『たくさん頼み事をして、たくさん感謝をしよう』