もしかしてあなたは売り上げアップのマインドと相反する「契約をいただけると」を言っていませんか?

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こんにちは!
実践塾の会報誌関係の作成すべてが終わってホッとしている、
木戸一敏です(^0^)

いつ聞いても違和感がある言葉があります。

「いただく」という言い方です。

多分、この言葉を使っている人は
多いと思いますが私は使いません。

具体的にいうと
「見積りをさせていただけると嬉しいです」とか
「弊社でご契約をいただけると嬉しく思います」
「どなたか紹介いただけますでしょうか?」
という言い方のことです。

商談の場で、「いただく」という言葉を使う人は
プロの仕事をしている人ではないと思っています。

なぜなのかというと、
「いただく」という言葉を連呼する人は、
クレクレ君だからです。

「クレクレ君」とは、
ちょうだい、
やって、
と人に求めてばかりの人のことを言います。

「いただく」というのは丁寧な言葉なので
曖昧になりやすいのですが、
「見積りをさせてください」
「私に契約をください」
「だれか紹介してください」
と言っているのとまったく同じです。

ビジネスの基本は、
お客さんが持つ不安や不満、不便、心配ごと、
悩みを解消するきっかけを作ること。

それをそっちのけにして
自分の業績欲しさに仕事をしているようなものです。

当然、お客さんも売り込みオーラを感じています。

 

これは売り上げアップのマインドと相反します。

だからこうなります。

「見積りをさせていただけると嬉しいです」
→「また機会があったときにお願いします」

「弊社でご契約をいただけると嬉しく思います」
→「少し考えさせてください」

「どなたか紹介いただけますでしょうか?」
→「誰かいたときにお声掛けします」

営業マンが「ください」とは言わず
「いただく」という曖昧な言葉を使っているので
お客さんも「結構です」とは言わず
体のいい断り文句を言います。

では「いただく」ではなく、
どんな言葉を使えばいいのか?

「見積りは希望されますか?それとも必要ないですか?」とか
「弊社と契約されますか?それとも必要ないですか?」
「ご友人で◯◯でお困りの方や心配されている方はいらっしゃらないですよね?」

このようにお客さんに選択権を渡すことで、
自分都合から相手都合になります。

相手都合にすることで重要な売り上げアップのマインドになります。

「でも木戸さん、選択権を渡したら
みんな断られてしまいますよ」

そこで断られるのでしたら、
クレクレ君でやったとしても
同じように断られます。

結果は同じなんです。

ただ選択権を渡すと
白黒がはっきりしてしまうのですが、
クレクレ君でやれば曖昧になるので
自分が傷つくことはありません。

でもそこに甘んじて仕事をしていると
何の成長もないですし業績も伸びません。

断られるのは選択権を渡すからではなく、
それまでのプロセスに問題があるからです。

白黒をはっきりさせることで、
プロセスの改善点が見つかります。

▼今日の「優良客だけをリアル集客する!
パワーマーケティング」チェックポイント

『選択権を渡す接客をしよう』