こんにちは!
トイレに行きたいけど寒くて、つい我慢したくなってしまう
木戸一敏です(^^;
昨日、あるfacebookのグループで
「仕合わせ営業」はありか?という話が話題になりました。
「仕合わせる」は、営利を手放すことで
「営業」は営利を目的とすること。
だから「仕合わせ」と「営業」は
一緒にならないというという意見がありました。
これ、すごく大切な話なので
ここでシェアしたいと思います。
私は「仕合わせ営業」は
ありだと思っています。
営業マンの目的は営利を得ることなので、
最終的には利害関係になるわけですが、
その目的を達成するには
一旦、営利を手放して
人間関係を作る=「仕合わせる」
ことが必須です。
それができない人は
おでこに¥が付いています(笑)
「売らないと」と自分のことしか考えられない状態だと、
営利を手放せないんです。
もうひとつのパターンがあって、
自分が傷つかないようにと
自分を守ることで頭がいっぱいの人も、
おでこに¥が付つきます。
「人間関係ができたとしても
そのあとに商品の話をしたら嫌われるかも」と。
これは、
買う買わないは営業マンではなく
相手が決めることなのに、
商品の話をしたら買ってもらうことが前提で考えているからで、
相手が買わない選択をしたとき、
自分が傷つくことを恐れているからです。
この恐れを手放したとき
人間関係ができるんです。
人間関係ができたときに、
営利(商品)の話をするんです。
ただし一方的に
「これはいい商品です」というのではなく、
相手にとって必要かどうかを知ろうとすること。
つまり、「相手に選択権を渡す」ということです。
ここ重要です。
これを実践するののも
「仕合わせる」ことだと思います。
「選択権を渡す」とは、
相手の「買います」「買いません」の判断を聞くことです。
選択権を渡せないというのは、
「買いません」と言われることを恐れているからで、
自分を守ることで精一杯で
相手のことは考えられない状態にあるのと同じなんです。
それともうひとつ、
本当に人間関係を求めているのか?
それとも本当は利害関係を得るための
人間関係作りなのか?
ここで「仕合わせ営業」はどうかの違いが
はっきり分かります。
それは
売ったあとにあります。
前者は、商品を買ったお客さんが
本当に喜んでいるのか、
商品を上手に使って幸せになっているかを
知ろうとします。
後者は、売ったら売りっぱなしです。
これは明らかに利害関係を得るための
人間関係作りで「仕合わせる」ではないですよね。
それと、これも「仕合わせる」ではないケースです。
売った後のお客さんに
「もしかしたら喜んでもらえていないかも」
「クレームをもらうかも」
と心配になり「顔出しくらいしないと」と思いつつ、
ほったらかしにしてしまう・・・
これも自分が傷つかないように自分を守ることで
精一杯の状態で「仕合わせる」ではないですね。
「お客さんに何か言われるかもしれない」
という怖い気持ちはあるけど、
自分を守ろうとする気持ちを一旦手放して
勇気を出して
「その後いかがですか?」と言ってみたとき、
「ありがとう」と言ってくれるお客さんが
いることに気づきます。
しかも、喜んでくれるお客さんの方が
圧倒的に多いことに。
これを“みとめシャワー”と呼んでいます。
たくさんのお客さんから
「がんばってるね」
「いつもご苦労さん」
「嬉しいわ」
「あんたもマメね」と
“みとめのシャワー”をたくさん浴びると
「自分を守ることを手放してよかった!」と
嬉しい気持ちになります。
こうった体験を積み重ねることで、
「もっと喜んでもらいたい!」
「ご縁を大切にしたい!」
「もっと笑顔になって欲しい!」
という気持ちが芽生えてきます。
その気持ちが売り上げアップのマインドなんですね!
こう思えるようになったときが
「仕合わせ営業」だと私は思っています。
▼今日の“みとめ”チェックポイント
『「仕合わせ営業」を実践してみよう』