「商売上がったりのお人よしトーク」とは?

 電車で本を読むと5分で眠くなる特技を持つ、木戸一敏です。

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 本日のテーマ :「商売上がったりのお人よしトーク」とは?

 【Q】木戸さん『あなたレター』どんなに強力だとしても
    今の時代、安くしないと売れないですよ。安くしても難しいですからね。

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モエル塾メンバーには
実力者がたくさんいます。

そこで

「モエル塾メンバーを
 どんどん主役にして行こう!」

こんな考えの元
今日、丸の内某所でセミナーの打ち合わせ。

7年前、年商2.7億円だった会社が
今8億円!

社員が一人ひとりが
みんな経営者的器の人ばかり。

一体どうやって???

こんなとんでもない会社にすることができたことを
大公開するセミナーを企画。

しかもこの企画は
私じゃなくモエルスタッフが!

いやいやいやいやいや、

いや!

楽しみぃ!!!

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【Q】木戸さん『あなたレター』どんなに強力だとしても
   今の時代、安くしないと売れないですよ。安くしても難しいですからね。

【A】損をするといいみたいです。

 

●高い金額にかかわらず
「買ってください」とは言わず
いつも「お願いします」と言われてしまう人がいます。

私の友人に、塗装工事店の
親方Nさんです。
(何度かこのメルマガで紹介してます)

Nさんは、建設会社の下請け工事店。

普通、下請けというと
利益がまったくないどころか、
赤字になってしまうような仕事しかもらえない、
というのが下請けの宿命です。

ところがNさんの場合は、違うんです。

下請けなのに高単価で
利益率が高い仕事ばかり。

さらには、3ヶ月先まで行列が。

 

 

●でも、一体どうやって???

その方法が、今回お伝えする
【商売上がったりのお人よしトーク】。

つまり、商売っ気一切なし。

「あんた、そんなじゃ商売にならないよ」と
いうことばかりするんです、Nさんは。

数多くあるNさんのエピソードの中でも、
とびっきりの事例を紹介しましょう。

 

 

●一度工事をした人からの紹介で、
塗装工事の問い合わせが
Nさんの会社に入りました。

お客さんの話を聞くと、
多少がんばればお客さんでも
できてしまうような工事の問い合わせです。

「そういった工事でしたら、
 意外と簡単にできますので
 お客さんがやられてみてはいかがですか。
 我々のような職人に頼むと、
 工事の内容は大規模なものでなくても、
 割高になってしまうんですよ」

そう言って、断る方向に話をもっていく。

ここが「お願いします」と言われる
ポイントです。

さらにNさんはこう続けます。

 

 

●「もちろん、ちゃんとした工事をするには
 道具も必要ですから、
 言っていただければ道具をお貸ししますよ。
 せっかくこうやってお電話をいただいて、
 何もお役に立てないと申し訳ありませんので
 無料でお貸ししますよ」

これがまた不思議なもので
高い金額の工事にも関わらず
「お願いします」と言われてしまうんです。

まさに「損して得を取れ」ですね!

いつもこうなんですNさんは。

つい先日も
「いやぁ、また断ったら契約になってしまいましたよ」
だって(^^;

こんな人もいるんですよね。
この世の中は。

 

 

■今日のチェックポイント
『売れる営業マンは、求めるより「お人よし」と言われるほど与えることをする』