「社員数3人の小さな住宅リフォーム会社を経営しています。
社員3人でやっと年商1億円になったのですが、年商3億に会社を伸ばしていきたいです。
社員を増やすことは考えています。
伸びしろをどこに求めたほうがいいのでしょうか。」
という質問にお答えしました。
目次
リフォーム 会社の伸ばし方で売上が3倍になる
さえ:こんにちは、ナビゲーターのさえです。
木戸先生、よろしくお願いいたします。
木戸:よろしくお願いします、今日は何でしょう。
さえ:「社員数3人の小さな住宅リフォーム会社を経営しています。
社員3人でやっと年商1億円になったのですが、年商3億に会社を伸ばしていきたいです。
社員を増やすことは考えています。
伸びしろをどこに求めたほうがいいのでしょうか。」
という質問です。
木戸:私も社員が……私の場合いきなり5人も6人も入れて全然伸びなくてね(笑)
さえ:そうなんですか(笑)
木戸:どんどんお金がなくなったっていう、そんな経験がありますけどね。会社を1億円から3億の会社に伸ばしたいっていう。
さえ:夢があっていいですね。
木戸:そうそう。
やっぱり1億というのは、会社を作った時に目指す数字なんですよ、誰もがね。
さえちゃんだったらどうしますか?
さえ:私ですか!?
会社を経営したことが無い私に!?
木戸:1億の会社をどうしたら3億にできるのかとか、単純に考えた時。
さえ:単純に考えたら3倍にすれば3億になりますよ。
木戸:その3倍にするために何をしますか?という話。
さえ:社員を3倍にする。
でも社員を増やすことは考えてるんですよね。
伸びしろを他にというと、どこに持っていけばいいんでしょう……?
リフォーム 会社の伸ばし方に必要なのは集客プラスワン
木戸:多くの人は集客なんですよ。
そもそもが集客できないと、社員を入れたからといって、どんどん集客できるわけじゃないので。
多くの会社は、たぶん相談のあった会社も会社で集客してると思うんですよね。
だから人を増やしても、会社で集客をもっと増やさないと社員が遊んじゃうわけじゃないですか。
さえ:そうですね。
木戸:ただ、社長さんも色々とマーケティングを勉強して集客が回る会社でも、なかなか会社が伸びない……
そういう相談は多いです。
さえ:多いんですね。
木戸:だから集客(が重要)なんだけど、集客だけだと3億、5億、10億にはなかなかならないというのがありますね。
さえ:集客プラス何かが必要ってことですか?
木戸:そう。
さえ:それは何ですか?
木戸:それは、大きく言うと『社員との関係』ですよね。
さえ:『社員との関係』?
社員との意思疎通はリフォーム 会社の伸ばし方に不可欠
木戸:社員と意思疎通を図るっていう事がすごく重要なんですよ。
色々な人が入ると色々な考えの人が来る。
それを会社の方向性だとか一回決めた方向性……
この会社が目指すのはこういう会社なんだよっていうのを話したとしても、だんだんずれていっちゃうもんなんですよ。
3人でもずれるぐらいなので、それが5人6人7人いたら……
さえ:さらに増えたらすごいことになっちゃいますね。
木戸:どんどんずれちゃうんですよ。
ズレってどんなことかというと、会社の方向性もそうだし、細かいルールだとかそういうのがどんどん曖昧になってくる。
さえ:曖昧にしないためにも細かいルールを作らなきゃいけないってことですか?
木戸:ルールを作ってもみんなルールがずっと頭に入って行動してるわけではないじゃないですか。
さえ:そうですね。
木戸:どんなに素晴らしいルールを作っても忘れるものなんですよね。
ここまで話したとしても、伸びる会社と伸びない会社があるんですよ。
さえ:伸びる会社というのは、先程言っていた「社員との意思疎通」ですか?
木戸:それをもっと具体的に言うと、伸びない会社っていうのは社長が1対1の話はするんですよ。
「こうやってやろうね、ここやろうね」
社員と1対1の話はするんですよね。
ところが1対多でやろうとしないんですよ。
さえ:1対多でやらなきゃいけないんですか?
木戸:1対1も大切だし1対多でやることも大切なんですよ。
さえ:両方やらなきゃいけないんですか?
木戸:両方。
その1対多をやろうとしないんです。
さえ:それはなぜですか?
リフォーム 会社の伸ばし方に必要な1対多をやらない理由とは?
木戸:なんでだと思います?
さえ:みんなにいい顔したいから?
木戸:いい顔したいからではなくて、1対多でやって、例えば誰かが意見を言った時にそれを社員全員が
「そうだそうだ」
って言って社長が1で、社員と5対1になるんじゃないかとかね。
実はそういう恐れを持ってると、1対多はできないんですよ。
ただ1対多っていうのは自分が喋りっぱなしの話し合いでは意味が無い。
社員から色々な意見を……みんなから意見を出した上で方向性を決めるという、そういう1対多のミーティングができないと、会社は伸びないですよね。
さえ:1対多のミーティングができるようにするためには、
社長の意識が大切なんですか?
木戸:意識ではなくて、意識とかそういった抽象的なことを言ってると、なかなかできない。
まずそこに飛び込んでみることですよね。
さえ:1対多をやってみるということですか?
木戸:そうそう。
さえ:リフォームで年商3億にするためのたった1つの会社の伸ばし方は、
今の3人はもちろん、社員が新しく入った時でも、みんなでミーティングをやって意思疎通を取る
ということでよろしかったですか?
木戸:もうこの3人のうちからやっておいた方がいいですね。
3人でできないのに、どんどん増えれば増えるほど敷居が上がりますから。
そしてみんなの意見を出すミーティングをして、みんなの意見を吸い上げて、ルール化したり、改善したりするのもみんなで決めていく。
社長は最終的なジャッジをする係をする。
そういう組織作りをしていけば伸びますね。
3億はいけますよ。
さえ:3億いける!
リフォームで年商3億にするためのたった1つの会社の伸ばし方
今からみんなでミーティングをやるみんなの意見が出しやすい環境作る
ということでよろしかったでしょうか?
木戸:そうですね。
さえ:分かりました。ありがとうございます!