「美容院を経営しています。
お客さんの数が少なくなっているので、チラシを出すことを考えています。
従業員が2人います。
人柄チラシで3人それぞれのチラシを作った方がいいのか、それとも1枚に3人分をまとめて作ってもいいのでしょうか?」
という質問にお答えしました。
目次
人柄集客 チラシ 誰に配るのかを明確にする
さえ:こんにちは、ナビゲーターのさえです。
木戸先生、よろしくお願いいたします。
木戸:よろしくお願いします。
今日は何でしょう。
さえ:メルマガ読者さんからの質問です。
「美容院を経営しています。
お客さんの数が少なくなっているので、チラシを出すことを考えています。
従業員が2人います。
人柄チラシで3人それぞれのチラシを作った方がいいのか、それとも1枚に3人分をまとめて作ってもいいのでしょうか?」
という質問です。
木戸:チラシをどうするのかを考えた方がいいかもしれないですね。
誰にそのチラシを配るのか?
さえ:新規のお客さんに配るのか、それとも既存のお客さんに配るのか、ですよね。
木戸:そうそう。
それとも、一度来店したんだけども来なくなってしまったお客さんに届けるものなのか、を考える。
美容室の場合は、いかにリピートしてもらうか。
ここがもう肝ですよね。
お客さんの数が少なくなったというのは、リピートがちょっと少なくなってきたということだと思うんですよね。
そんな時にまだ会ったこともない、新規のお客さんにチラシを配るよりかは、まず今来てるお客さん。
もしかしたら来なくなる可能性もありますから。
なのでまず真っ先に、既存のお客さんに送った方がいいです。
次に、1回来たんだけど、もう来なくなってしまったお客さんに送った方が早く結果が出ますよね。
1回接触してるわけですからね。
そうした人にアプローチした方が良いです。
そういった意味で、今回質問にあった、3人それぞれでやった方がいいのか、1枚にまとめた方がいいのかというと、、、3人が担当していたお客さんの中で、来なくなった人に分けてそれぞれ送ったらいいですね。
さえ:来なくなったお客さんにそれぞれが送るってことですね?
木戸:担当者Aさんが担当してたお客さん…既存のお客さんもそうだし、来なくなったお客さんにも、そのチラシを届ける。
担当者Bさんは、Bさんの既存のお客さんと、Bさんが担当したけど来なくなったお客さん。
そしてCさんも…とやった方が良いですね。
人柄集客 チラシ なぜ既存のお客さんに送ったほうがいいのか
さえ:接触してるから、とありましたが、どうして既存のお客さんと、リピートしなくなったお客さんに配った方が結果が出るんですか?
木戸:やっぱり接触を全くしてないより、1回接触した人に送った方が安心感があるじゃないですか。
そして実際、色々なクライアントが居ますけども、数字が良いです。
新規にチラシを配ったりするよりかは、既存のお客さんに送った方が、結果もすごく出てますので。
さえ:タイトルにある
”チラシ800枚で380人集客する”
…それってすごいことだと思うんですけど。
木戸:ほぼ1/2ですよね。
2枚送れば1人のお客さんが来るみたいな。
さえ:既存・リピートしなくなったお客さんに送ったということですよね。
木戸:実はそうなんですよ。
それでこれだけすごい数字を出すことができるんですよ。
さえ:すごいですよね。
木戸:利益も300万円アップしたって言ってますから。
美容室としてはすごい数字なんですよ。
さえ:300万円も売り上げたんですね。
木戸:売り上げたんじゃなくて利益が300万円。
売上でいうともっと大きいわけですよ。
さえ:どんなことをしたんですか?
人柄集客 チラシ 人柄を見せるのと自己アピールは似て非なるもの
木戸:それが今日のタイトルにある、人柄のチラシですよね。
普通だったら、
「商品が安くなりましたからどうですか?」
もちろんそういうのも入ってるんですけども、メインはそこで働いている、AさんだったらAさんの人柄を見せたもの。
そういうチラシを送ったわけです。
さえ:やはりこれは人それぞれで?
Aさんという担当者の人が、Aさんのお客さんに送ったってことですよね。
木戸:そうです。
その時に多くの人が、人柄チラシをどうしても間違えてしまうんですね。
人柄の見せ方、というのを教えてるところはどこもないですから。
間違えて、
“自分のアピール”
をしてしまってる人が多いんです。
さえ:人柄は自己アピールではないってことですね。
木戸:そうそう。
人柄なので、自分の人柄を見せればいいんだなと
「こんなことできます。
コレもやります、アレもやります。
こんな過去もあったんです。」
こういう自分アピールチラシになってしまうと、それは人柄チラシではないんです。
人柄アピールチラシなんですよ。
人柄集客 チラシ どうしたら人柄を見せるチラシになるのか?
さえ:では、どんなものが人柄チラシになるんですか?
木戸:人間関係を見せるチラシなんです。
人というのは人との関わりを見せると、
“この人ってこういう人なんだな”
というふうに見えてくるものなんですよね。
人間関係を見せると、本当にその人の素の人柄が見えるんですよね。
例えば具体的にどんなのがあるかと言うと、これは私のちょっと昔の話なんですけども、いつも次女と一緒にお風呂に入ってたんですよ。
それがある日突然…
「もうお父さんとはお風呂入りたくない」
って言われてちょっと悲しかったです。
これも子どもとの関係を見せてますよね。
こんな他愛もないようなことなんですけどね。
さえ:それをチラシに載せたってことなんですね。
木戸:そうです。
そんなことで人柄を見せられるんですよね。
なんか近い感じがしないですか?
さえ:そうですね。
特に木戸先生と同じお父さん世代だと…
“あっ俺も!”
とか
“これから来るのかな”
とか、色々なこと思っちゃいますよね。
木戸:自分ごとにしますよね。
こんなことを載せた方が人柄を感じて、なぜか知らないけど、リピートのお客さんが戻ってきたりするんですよね。
さえ:そうなんですね。
木戸:美容室の場合は、リピート率は80%以上を目指して欲しいんですよね。
さえ:80%…!
木戸:可能な数字ですから。
さえ:では、
【人柄集客 チラシ】人柄を見せたチラシ800枚で380人集客する秘密とは?
としましては、
担当者それぞれが、既存・リピートしなくなったお客さんにチラシを配る
チラシというのは人柄チラシで、
人間関係を見せる
人との関わりを見せる
ということでよろしかったでしょうか。
木戸:そうですね。
そういうチラシを配れば絶対に、離れていたお客さんも戻ってきますから。
美容室の方の笑顔も戻りますしね。
お客さんの笑顔も戻りますから。
さえ:また良い結果が聞けると嬉しいです。
ありがとうございました!