こんにちは!
私が出張するたび遊びに行っている
と子供たちに思われている、木戸一敏です(^^;
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【Q】部下を育成するにあたり「みとめ」は大切なことではありますが
時には叱る必要もあるとおもうのですが、
木戸さんはどうお考えでしょうか?
【A】叱ることも「みとめ」です。
部下との関係がスムーズに行かない
という相談を受けたとき
「部下に『みとめ』言葉をかけましょう」
と私はいいます。
そうすると多くの人は
いいことを言ってあげたり
褒めることを言うのが
「みとめ」だと思ってしまいます。
「みとめ」の意味が深いので
一言で伝えるのが
なかなか難しいです(;^_^A
「みとめ」には
「見とめる」「認める」「皆豊る」
の3つがあります。
これを「みとめの3原則」と呼んでいるんですけど
一つ目の「見とめる」は
「見」て「とめる」という意味で
もっと分かりやすくいうと
現実を直視するということです。
目の前に起きる嫌なことに
目をそらせないで
直視するんです。
ということは
間違えた行動をしている部下を
「みとめ」るというのは
褒めることをしたり
いいところを見つけようとしたりするのではなく
注意すること
正してあげるのが「みとめ」です。
ここで重要なことは
部下がどう感じているかです。
「私は社長に認められている」
と感じているようならOK。
この関係であれば
あなたが注意したことは
すっと部下の気持ちに入ります。
これと反対に
「私は社長に認められていない」
と感じでいると
部下のためを思って注意したことが
「また俺のことを否定してる」と
思ってしまい
聞く耳を持たなくなります。
普段の部下にかける言葉や態度で
「私は社長に認められている」
「私は社長に認められていない」
に分かれてしまうんです。
実は子供との関係で
8年前は後者でした。
「私はお父さんに認められていない」
だから私は
お父さん=怖い=話たくない
という存在でした。
「みとめ」の大切さに気づいて
普段の声掛けを意識しました。
仕事から帰えったとき
子供部屋に行き
「おぉ。また今日も勉強がんばってるな」
といつも声掛けするようにしました。
これを半年続けたときです。
いつものように
「今日もがんばってるなぁ」
と長女に声掛けをしたら
「お父さん、それしか言うことないの?」
と言われました(;^_^A
このとき私は
心の中でガッツポーズをとりました。
なぜかって?
長女の無意識に
「いつもがんばってるね=いつもやってるね」
という認められた感が
ストンっと入ったんです。
この反対が
「がんばれ=勉強が足りないぞ」
という否定です。
長女は高2。
一番多感な時期で
お父さんという存在がウザくなるものですが
おんぶしたりする仲です(^^
次に子供たちの無意識に
落とし込もうと思っているのが
仕事への認識です。
そこで今
こんなことを言い始めています。
「将来どんな仕事をやるのかなぁ。
人に喜ばれる仕事がいいぞ。
喜びの声が直接、聞ける仕事がいいぞ。
楽しみだなぁ~」
こういうと
2人とも「うん」と首を縦に振りました。
また
「お父さん、それしか言うことないの?」
と言われるように
これを言い続けてようと思ってます(^^
▼今日の「みとめ」チェックポイント
『みとめられた感を相手の無意識に入れよう』