こんにちは! 某コーヒー店で左の出入口から来て、右の出入口に出て行った人を目撃した
木戸一敏です。
なんだったんだろう、あの人は(;^_^
前号からの続きです。
前号はこちら⇒ http://moel.orange-mail.net/l/qq1z1t292m458901
0~12歳向け英会話の営業をやっているYさん。
デパートやショッピングモールの中で
子連れ親子に風船を渡して
館内にある英会話教室に誘う仕事です。
風船を渡し子供と遊びながら
お母さん、お父さんと話をするが
そこから英会話の話に進めないという相談内容でした。
そこから次のステップが
前回お伝えしたことでした。
相手の笑顔を3回確認できたら
商品(サービス)の話に進みます。
では、どんなトークで切り出すか?
最強営業モデル=モエル塾メソッド
の考え方は「ヒト」にフォーカスすること。
これに当てはめると
私ならこんな風に↓切り出します。
「○○ちゃんのこれからの成長
お父さんもお母さんも楽しみですね!
ところでお母さんの考えとしては
頭の柔らかいうちに
何か習わした方がいいというお考えですか?
それとも
子供のうちは外で自由に遊びまわった方がいい
というお考えですか?」
たったこれだけのトークであるんですが
ここに幾つものテクニックが隠されています。
その代表的な
3つのポイントをお伝えしますね。
ひとつは
「二者択一の質問」です。
「○○と○○どちらですか?」
と質問をする方法で
このポイントは
相手が答えやすい質問というところにあります。
2つめのポイントは
「キーワードの抽象化」です。
雑談から商品の話をするのは
突然売込まれた感じを与えます。
何よりも99%
断られてしまいますからね。
そこで
英会話教室という商品(サービス)を
抽象化した話題から入るんです。
英会話 → 習い事 → 教育→ 育て方
これに当てはめたのが
子供に習わすという育て方なのか
自由に遊ばせるという育て方なのか
という話題です。
最後3つめのポイントは
「ヒト化」です。
「英会話教室に興味はありますか?」
という質問は商品という“モノ”だったり
サービスという“コト”だったりします。
「抽象化」していくとき
“モノ”でもなく“コト”でもなく
“ヒト”のキーワードが見えるのをゴールとします。
「お母さんの考えとしては□と▽どちらになりますか?」
「お父さんの考えとしては□と▽どちらになりますか?」
こんな感じで
「英会話教室に興味はありますか?」という
モノ・コトにフォーカスするのではなく
子供への想い夫婦はどう考えているか
“ヒト”にフォーカスした話題にしていきます。
売ることは一旦
横に置いて
“ヒト”の部分に興味をもってトークをすると
会話がどんどん展開するのはもちろん
英会話を必要する人かどうかも見えてきますよ。
Yさん
こんな感じで3つのポイントを抑えつつ
どんなヒト化キーワードの質問が
興味を引くことができたかを検証していくといいですよ(^^
Yさんの成功を
確信してます!
▼今日の「みとめ」チェックポイント
『商品に興味を持たせる前に相手の“ヒト”に興味を持とう』