【チラシ 集客】2000枚で集客ゼロだったのが100枚で24組集客したチラシ大公開!

【チラシ 集客】2000枚で集客ゼロだったのが100枚で24組集客したチラシ大公開!

「地元で20年工務店をやっています。

今度、現場説明会を開催します。

今まではチラシで告知していました。

そこそこ集客できていましたが、最近めっきり集客できなくなりました。

どうしたらいいでしょうか?

アドバイスをお願いします。」

という質問にお答えしました。

目次

チラシ 集客 工夫次第で集客できるチラシは作れる!

【チラシ 集客】2000枚で集客ゼロだったのが100枚で24組集客したチラシ大公開!_Moment

さえ:こんにちは、ナビゲーターのサエです。

木戸先生、よろしくお願いいたします。

 

木戸:よろしくお願いします。

今日は何でしょう。

 

さえ:メルマガ読者さんからの質問です。

「地元で20年工務店をやっています。

今度、現場説明会を開催します。

今まではチラシで告知していました。

そこそこ集客できていましたが、最近めっきり集客できなくなりました。

どうしたらいいでしょうか?

アドバイスをお願いします。」

という質問です。

 

木戸:最初は集客できていたのが、だんだん集客できなくなったというのは、これはもうたくさん聞く話ですね。

そうすると、

“もう集客はできないんじゃないか”

みたいに思っちゃったり…。

 

さえ:そうですね、そういう思いになりますよね。

 

木戸:だけどやっぱり、色々なクライアントとお付き合いして分かったのは、色々と工夫することによって、絶対に集客はできます!ということ。

ただし、工夫していけば。

 

さえ:工夫することで集客はできる。

 

木戸:はい、できます。

実際、今回ご相談いただいた方とすごく似てて、これも20~30年くらいやってる工務店さんなのかな。

現場見学会を同じようにやって、チラシを2,000枚くらい配るんですけど、配布したチラシからほとんどお客さんが来ないんですね。

その2,000枚というのも実は、

”既存のお客さん”

なんですよ。

 

さえ:”既存のお客さん”

に2,000枚配ったけどもゼロ?

 

木戸:あとはその

”既存のお客さん”

プラス、

”過去に現場見学会へ来たお客さん”

とかがいるじゃないですか。

いわゆる

”見込みのお客さん”

ですよね。

そういうのもひっくるめて2,000枚くらい送っても…ほとんど来ないんですね。

 

さえ:そうするとやっぱり、集客できないと思っちゃいますよね。

 

木戸:お客さんがほとんど来ないので、営業マンが手分けしてお客さんに声をかけて、なんとか現場見学会に4~5組を集められる、そんな状態だったんです。

それで、その工務店のチラシを見たときに、会社のこだわりがあるので、

”通気性が良い”

だとか

”断熱性が良い”

だとかあるじゃないですか。

そういうことをアピールするようなチラシだったんですよ。

私はこれをモノとかコトって呼んでるんですね。

断熱効果があるっていう、

”モノ・コト”

その

”モノ・コト”

を伝えるチラシじゃなくて、

《人を伝えるチラシにしませんか?》

というふうに変えたんです。

 

チラシ 集客 モノコトではなく人を伝えるチラシとは?

【チラシ 集客】2000枚で集客ゼロだったのが100枚で24組集客したチラシ大公開!_Moment(2)

さえ:人をアピールする?

 

木戸:人を アピールじゃなくて、人を伝えるです。

アピールというと、なんだか強いものになるんです。

「これを分かってちょうだい!」

「これすごいでしょう!」

というのがアピールなんですよ。

こういうものなんですよ、と本当に ニュートラルがいいんです。

例えば営業マンだと、

「奥さん!これは最高ですよっ!」

これはアピールなんですよ。

じゃなくて、

「これはとても喜ばれてます。」

と、ニュートラルに言う。

そんな感じです。

 

さえ:穏やかですね。

 

木戸:アピールじゃないですよね。

もう1つの工夫ポイントは、

《理由を書きましょう》

なぜこの現場見学会をやるのか?という理由。

その現物のチラシがこちらです。

このチラシには今言った、人を伝える・理由 を入れたんですね。

実はその理由の中に、人を伝えるが入ってる訳なんですけど。

 

さえ:人を伝える・理由を書くということは分かったんですけど、なぜ現場見学会をやるかの理由を書かないといけないんですか?

 

チラシ 集客 なぜ、人を伝えて開催する理由を書くのか?

【チラシ 集客】2000枚で集客ゼロだったのが100枚で24組集客したチラシ大公開!_Moment(3)

木戸:書く理由ですよね。

面白いもので、人って理由を伝えると、

「あ、そうなんだ」

って、なんだか納得するものなんですよね。

ただ単に、

「この性能が良いですよ・丈夫ですよ」

というのを

”見て欲しい”

よりかは、

「○○な理由があるので、××な人は来てください」

という文にしただけなんですよ、実は。

見たら大したチラシではないじゃないですか。

多くの人はこのチラシを見ると、

「こ…このチラシでそんなに来たんですか?」

みたいな。

結果から先に言うと、今まで2,000枚配っても集客ゼロだったのが、まず100枚に減らしたんですね。

 

さえ:1/20。

 

木戸:なぜそんなに減らしたかというと、今まで散々、チラシに経費をかけて配っても全然反応が無かったから

「チラシ出したところで、集まらないですよ…」

「そんな無駄なお金はかけたくないです。」

って、もう諦め状態だったんですよ。

「じゃあ100枚だけでいいから1回やってみましょう。」

そしたら24組 来たんですよ、何の変哲もないこのチラシで。

チラシを改善する時に、この2つの、

”人を伝える”

”理由を書く”

理由の中に人を伝える、を入れるって事なんですけどね。

その工務店の社長に、

「どんな理由でやりたいんですか」

って聞いても、なかなか出なかったんです。

「そりゃあ、見込み客がたくさん集まってねえ…」

ってそれはこっち側の理由。

「お客さんが得になることとか、お客さんが喜ぶこととか、何かないんですか?」

って聞いても、なかなか出なかったんですよね。

 

さえ:どうやって出してもらったんですか?

 

チラシ 集客 どんな人に来てほしいのかを明確にする

【チラシ 集客】2000枚で集客ゼロだったのが100枚で24組集客したチラシ大公開!_Moment(5)

木戸:「じゃあ、この家に住むとどんな良いことがあるんですか?」

と聞いた時に、

「子どもがアレルギーで悩んでるような人であれば、新築の家だとどうしても、色々なホルムアルデヒドとかの化学物質が出て、アレルギーに反応しちゃうことがあるんです。

でも、そういうことが、この家は全くないんです」

と。

「アレルギーのお子さんでも、安心して住める家なんです」

ということを聞いたから、

「そういう良いところがあるんだから、それを理由にしましょうよ。」

「どんなふうに書くんですか?」

「書き方は自由でいいじゃないですか。

『もしあなたのお子さんがアレルギーとかで、心配してるんでしたら、ぜひ一度この家を見に来ませんか?』」

たったそれだけのこと。

 

さえ:そんなことって言ったら失礼かもしれないですけど、そうなんですね。

 

木戸:本当にそれを入れただけなんですよ。

“誰に来て欲しいのか?”

という部分を明確にしていくと、

「うちの子どもアレルギーだ、じゃあちょっと行ってみよう」

となるじゃないですか。

 

さえ:そうですね。

 

木戸:チラシを作る時に欲張ってしまって、アレルギーの人も来てほしい、こういう人も…ああいう人も来て欲しいとなると、

”誰に?”

というのが見えなくなってしまって、

「とにかく性能の良い家なんですよ。

ぜひ見に来てください。」

になっちゃうんですよね。

だからあえて、ちゃんと誰に来てほしいか明確にすれば、絶対に喜んでくれるお客さんが居る訳じゃないですか。

その工務店さんも30年もやってるわけだから。

そこにちゃんとフォーカスしていけば、集客できるチラシは作れます!

諦めないでほしいですね。

 

さえ:【チラシ 集客】2000枚で集客ゼロだったのが100枚で24組集客したチラシ大公開!

まとめますと、

・”人を伝える” チラシにする。

・なぜ現場見学会をやるかという理由を述べ、誰に来て欲しいかを明確にする

ということでよろしかったでしょうか。

 

木戸:こういう人に来て欲しい、という書き方ですね。

 

さえ:わかりました。

ありがとうございました!