コラボ提案書で失敗するパターン、成功すパターンの実例です

こんにちは!
今年初めてズボン下を履いた
木戸一敏です(^0^;

今ご案内している
『今の3倍集客が楽になる!コラボレーションセミナー』について
いくつか質問メールをいただきました。

今日はその中で
「コラボのイメージが今ひとつできないのですが」
という質問にお答えたしますね。

一番は前回のブログでお伝えした
牛乳宅配業の長谷川さんのように
コラボ提案書を作るのがいいと思いました。

その提案書を普段から持ち歩き
セミナーや交流会、商談などで出会った人に渡すんです。

黙っていても何も起きませんので
まずは「コラボしましょう!」と
あなた意思を伝えること。

HPやブログなどで
呼びかけるのも、ありですよね。

もちろん
そのコラボ提案書は
ただ書けばいいというわけではなく、
 “相手にどんなメリットを提供できるか”
が最大のポイントです。

最初に失敗パターンのコラボ提案書の例を挙げるのが
一番わかりやすいと思いますので
幾つか紹介しましょう。

×「FP資格で得られた金融知識と提案能力で
  あなたの会社をサポートします」

×「○○と○○を原材料とした○○材を扱っています。
  ○○に出演、全国の○○店に浸透してきています。
  従来の○○材とは違い○○が○○で
  ○○の効果が長期間持続することが特徴です。」

この2つは、あくまでも自社商品のPRであって
相手へのメリットは、なにもありません(><)

何よりも「この人とコラボしたい」と
思わないですよね。

成功するパターンは
前号のブログでお伝えした長谷川さんの
コラボ提案書です。

○「顧客数2400件。
 そこに関係を深めるためのレターを
 月3回届けています。
 また、顧客サービス係が定期訪問をし
 商品サービスに関する不満などを伺っています。
 このような活動を続けたことで
 便利屋さん的な仕事やリフォーム工事の依頼が
 来るほどの関係を築いてます。
 御社のチラシなどを弊社の
 2400人の顧客に届けることができます。」

この提案書のポイントは、
どんなメリットを提供できるかを
明確に示している点です。

  ↓  ↓  ↓

「御社のチラシなどを弊社の
 2400人の顧客に届けることができます。」

この顧客数2400人を見たとき、
提案される側としては、
どのくらいの関係の深さなのかが気になります。

売りっぱなしの2400人に自社のチラシを入れても
反応は薄いというのは誰もが想像できます。

それが長谷川さんの提案書を見た人は
「牛乳宅配業なのにリフォームも受注しているというのは
顧客との関係が相当深いんだろうな。
とすると自社のチラシを入れてもらえば
あ程度の反応は期待できるかも!」
とコラボを組みたい気持ちが湧いてきますよね。

そうすると提案書を見た人は
「じゃ自社としては何が提供できるか?」
と真剣に考えるようになります。

そこまで興味をもたせることができたとき
いいコラボの話が出来るんだと思います。

そのとき長谷川さんとしても
当然コラボを申し出てきた会社や社長、商品がどんなものか
本当に顧客に喜んでもらえるかを吟味します。

コラボを成功させる要因は
ここにあります。

“本当に顧客に喜んでもらえるか”

ここを考えないで
利益だけを追いかけているコラボは成立しませんし、
上手くいったとしても
ほんの一時だけのものです。

最優先するのは
“本当に顧客に喜んでもらえるか”
ということ。

そこを目指すことで
顧客のリピートや紹介がさらに増え出し
利益が生まれるといった
3方(顧客、コラボ相手、自社)の喜びを実現するのが
コラボレーションの面白味なんです。

▼今日の“みとめ”チェックポイント

『ご縁ができた顧客の利益を最優先で考えてみよう』