熱心に想いを語ったら「少し残念です…」の一言。正直、凹みました

おはようございます!
久しぶりにリアルでモエル塾メンバーと会えて
楽しかった、木戸一敏です(^o^)

今はセミナーの多くが Zoom中心。

リアル開催は、年に数回だけ。

だけど、
目を見て話せる空気感とか、
相手の息づかいや熱量が直接伝わる感じって、
画面越しとは “まったく別物” ですね。

やっぱり、
リアルって大事だなぁと強く感じました(^^)

さて今日は・・・

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熱心に想いを語ったら「少し残念です…」の一言。
正直、凹みました

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というテーマをお届けします。

前回は広告やチラシには
「スペック(機能)」ではなく
「シーン(困りごと)」を書く。

そうすれば、反応は劇的に変わる
という話をしました。

でも、頭では分かっていても
9割の人が「機能説明チラシ」に
戻ってしまうのが現実です(><)

なぜか?

それは私たちの中に
どうしても抑えきれない
「ある欲求」があるからです。

この欲求について
ある事件がありました。

それは今から22年前
私が初めて本を出版した直後の話です。

ある大手企業から
研修依頼が舞い込んできました。

これは実績を作る上で
大きなチャンスになるので
とても緊張しました。

そして
どういう想いでコンサルをしてるのか?
他のコンサルと何が違うのかなどを
担当の方に伝えました。

熱心に最後まで
黙って聞いてくれました。

私がひと通り喋り終えると
その担当の方が口を開きました。

「木戸さんならもっと我々の話を
聞いてくれると思ったんですが…
少し残念です」

私はハンマーで殴られたような
衝撃を受けました。

顔から火が出るほど
恥ずかしかったです(><)

相手が何を求めているのか
何を期待しているのか
一切、聞いていなかったことに
気づいたんです。

これって
広告やチラシを作る時も
全く同じです。

「年間◯◯のお客様に喜ばれてます!」
「最新の設備があります!」

これ全部
「私の良さを分かってくれ!」
という自分語りです。

お客さんからすれば
「で、それが私の悩みと何の関係があるの?」
と冷めるだけ(><)

では、どうすれば
この「自分語り」を止められるのか?

実は、たった1つの質問を
自分にするだけで
意識は一瞬で変わります。

その質問とは・・・

『この人は、今、何に困っているんだろう?』

これだけです(^^)

広告やチラシを書く前に
この質問を自分に投げかける。

すると
「喜ばれてます!」「最新設備!」
という自分語りに
違和感を覚えるようになります。

たとえば
目の前の人が今困っていることが
「雨漏り」だとします。

その人に「喜ばれてます!」
と言ったところで
何も伝わらないことに気づきますよね。

「じゃ何を言ったらいいの?」

と思うかもしれませんが
その前に超重要なのがここ↓

「自分語り」に気づくこと。

そうじゃないと永久に
「相手のことを考える」
ことはできませんからね。

頭で考えたり
キャッチフレーズのカンニングペーパーを
見ることではなく、

意識が相手に向けられることで
何を書いたらいいかが見えてきます(^^)

…ただ、あなたはこう思うかもしれません。

「理屈は分かったけど…
具体的にどんな言葉が
相手に意識を向けたものなのか
知りたいです…」

はい、実際に意識を相手に向けたことで
たった150枚のチラシで
3件の契約になった保険営業の事例があります。

次号はその具体的な話をお伝えしますので
楽しみにしてください(^^)

 

 

▼今日のチェックポイント

【「この人は今、何に困っている?」と自分に問いかけよう】