こんにちは!
和歌山に向かう新幹線に乗っている
木戸一敏です(^^
「法人営業のやり方を知りたいんですけど、
どうやったらいいんですか?」
昨日こんな相談を保険営業の
Aさんからいただきました。
法人の場合は決済権者に会う前に
受付をクリアする必要があるし、
その決済権者がなかなか会えなかったりと
個人向け営業と勝手が違い
アポが取れないとAさんは言います。
確かに勝手が違うところはありますよね。
実は「法人だからちゃんとしないと」と
身構えてししまっているから上手く行かないだけで、
個人向けと同じ感覚でやれば上手くいくようになります。
法人営業で上手く行かない多くの人は、
決済権者に会うことしか頭になく、
受付の人に対して雑な対応としています。
これが受付突破ができない
最大の原因なんです。
「君は関係ないから早く社長を出せよ」
と心の中で思っていたります。
そうではなく、
まずは受付の人と
「ヒトとヒト関係」を作ることをしていくんです。
「木戸さん、理想としてはいいかもしれないですけど、
時間が掛かってしまいますよね」
いえいえいえいえ!
時間を掛けければ
「ヒトとヒト関係」が作るわけではないです。
時間は今までと一緒でOKです。
【言葉を変える】だけでいいんす。
たとえば、こんな感じで↓
「社長にこの新聞を渡していただけますか?」
というのを
「これ私の手作り新聞なんですけど
一度読んでいただけたら嬉しいです(^^)」
と変えるだけ。
超カンタンで
超短時間ですみます。
これはあくまでも一つ例で
やり方は他にもいろいろ考えられます。
実際に、上に挙げたやり方を3ヶ月実践したメンバーの
Yさんからこんな報告がありました。
「3度目も同じようにS社に訪問したら、
いつも新聞を渡していた事務員の女性が
『社長、一度話を聞いてみたらいいですよ』と
奥から社長を連れてきてくれたんです。
どうやら事務員は社長の奥さんでした」
そうして社長と商談することができたんです。
そのあと、事務員の人はYさんにこう言いました。
「あなたは事務の私にいつも丁寧に挨拶をしてたからね」
これは事務員の人が
たまたま社長の奥さんだったから
成功したという話ではありません。
雇用されている事務員でも同じです。
事務員であっても社長であっても
「ヒトとヒト関係」を作ろうと行動すれば
応援してくれるようになるんです。
メールを案内するときも同じです。
「法人にメールをするから」という考えではなく、
この会社で一番最初にメールを開いてくれる“ヒト”は
事務員さんかな?それとも社長かな?
と一人の“ヒト”をイメージするんです。
▼今日の“みとめ”チェックポイント
『目の前にいる“ヒト”をイメージしよう』