こんにちは!
優良顧客だけをザクザク獲得する塾を主宰する、
木戸一敏です。
今日は、苦手なお客さんでも会話ができて
差別化を図れるようになる方法をお伝えします。
次女の卒業式に行ってきました(^_^)
そのあと、ちょっとカフェで仕事。
…のはずが
隣の人の会話に引っ張られて
仕事になりません(^_^;
「私、あ~ゆ~お客さんって、ホント苦手で」
20代前半の女性が2人
延々とこんな話で盛り上がっていました。
思わず「それはね」と言いたくなりましたが
変なおじさんになってしまうのでこらえました(^^;
大半の人は、
年配のお客さんは楽に対応できるけど、
20代30代の若いお客さんは苦手と言います。
やっぱり年配の人は人生経験が豊富なので、
話を合わせてくれたり
お客さんなのに
気を使ってくれたりしますから
話はしやすいものです。
そんな苦手意識は
私もたくさんありました。
山梨のお客さんには売れるけど
東京のお客さんには売れないとか。
奥さんには売れるけど
旦那さんには売れないとか。
平屋の会社は売れるけど
ビルの中に入っている会社は売れないとか(^_^;
もう苦手な人だらけでした(-_-;)
そんな私が少しずつ苦手な人が減ってきて、
自信を持てるようになったのが
あるお客さんとの出会いでした。
どの営業マンとも話をしたことがなく、
私だけがたっぷり会話ができ、
契約になりました。
つまり、差別化を図ることに成功したんです。
これは今から20前、
リフォームの飛び込みを
いたときの話です。
ある奥さんと話がスムーズにできたものの
ご主人の許可が出ないとリフォームは
できないと言うのです。
そこで土曜日に再訪して
ご主人と会いました。
私が何を言っても
「うん」とか「う~ん」しか言いません(^^;
うわぁ~、一番やりにくい人だ
と半分諦めました(諦めが早いんです)
覚えかけのパソコンで作ったチラシを渡して
帰ろうとしたときです。
そのチラシを見たご主人が
「細かいことだけど、ちょっと言っていい?」
と初めて「うん」とか「う~ん」以外の言葉が出ました。
「この罫線の縦のラインはきちんと揃えた方がいいよ。
職業柄どうしてもこういった細かいところが気になるんだよね」
私はすかさず聞きました。
「え?職業柄って、どんなご職業なんですか?」
ご主人の仕事は
コンピューター関係でした。
これはチャンスだと思い
私は次々に質問をしました。
「CPUとメモリーの違って分かるよう分かんないんですけど?」
「“DOS”ってどんな意味なんですか?」(時代が古い(笑))
「やっぱりアップルがいいんですか?」
自分の知っている限りの
パソコン用語を思い出しながら聞きました(^^;
そうしたらご主人は
「じゃ君に僕のマシンを見せてあげようか?」
と言って部屋の中に通してくれました。
おぉっ!!これはチャンス!!!
と思ったものの
それまで無口だったご主人が別人になり
マシンガントークでパソコンのことを喋り始め、
入る隙間がありません(汗)
でもこのままでリフォームの話は
できそうにありません(><)
熱く語るご主人の話にうなづきながらも
心の中では「う~ん…」とうなっていました。
と、そのとき
ひらめいたんです。
このご主人、
めちゃくちゃパソコンにお金かけてるな!と。
聞いてみると
ン百万円以上と言うじゃないですか。
私は言いました。
「ご主人!その4分の1でいいですから
リフォームにもお金掛けてあげてくださいよ。
奥さんがリフォームしたいと言ってます!」
「え?うちのがそう言ってんの?」
「そうですよね、ね!奥さん^^」
そうしてリフォームの契約になりました(^0^)
このご主人との出会いで学んだのは、
“どんな人でも興味を持つものは必ずある”
ということ。
そして、
“興味を持つ部分を聞けば会話が生まれる”
ということでした。
どんな無口な人でも会話が生まれるんです。
というか
普段は無口な人ほどマシンガントークになります(^^;
これはもう20年前の話になりますね。
懐かしい話を思いました(^^)
▼今日の優良顧客だけをザクザク獲得するチェックポイント
『相手が興味を持つものを探そう』