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リフォーム集客にホームページは欠かせない時代となったが・・・
訪問販売をやっている友人が「我々の世界ではホームページは不要です」と言っていました。
ところが、そう言っていた友人が、いつの間にかホームページを開設したのです。
「今どきのお客さんはネットで会社名を調べて、ホームページがない会社はアヤシイって判断されるんですよ」
この友人の話を聞いたとき、リフォーム集客にかかわらずビジネスをしているのなら、ホームページは本当に必須の時代になったと思いました。
スマホが急速に普及し、気になることがあると、誰もがすぐに検索するようになりましたからね。
しかし、ホームページさえあれば集客ができるわけではありません。
誰もがホームページを持つ時代になった今、問い合わせを獲得するのが難しくなってきました。仮に問い合わせを獲得したとしても、ほぼ100%が相見積り・・・。
「ホームページを作っても集客にはつながらない」とホームページでリフォーム集客をあきらめている人の話をたくさん耳にします。
そういった中、相見積もりなしで高単価の問い合わせばかりをゾクゾクと集客するホームページがあります。
今回は、ホームページでリフォーム集客を成功する具体的な方法をお伝えします!
27%の確率でホームページに集客するチラシとは?
今回このテーマのきっかけとなったのは、1人でリフォーム会社を経営するMさんの実験がきっかけです。
Mさんのホームページは名刺代わり程度の内容。当然そのようなホームページでは集客できず、アクセス数は毎月ゼロでした。
そのMさんが実験したのが、ポスティング。
私が推奨する「最強集客メソッド」で作ったチラシに、このホームページのURLを掲載し、新規に75件ポスティングしました。
するとなんと!アスセス数が20に増えたというのです!!
75件ポスティングをして20件ホームページにアクセスしたのですから27%が反応したことになります。これは、すごい確率の高さです。
高確率でホームページに集客することはできたのですが、残念ながら名刺代わり程度のホームページなので問い合わせには至りませんでした。
そこで問い合わせが来るホームページに変えようと考えたMさんから相談がありました。
「せっかくなら最強集客メソッド式にしたいんですけど、どう作るんですか?」
Mさんのリクエストにお応えしようと今回のテーマを決めました。
リフォーム集客をホームページで相見積りなしで2600万円を売上げた事例
「最強集客メソッド」を見事にホームページで再現した人がいます。「人生の語り部」の秋田さんです。
秋田さんは9年前にモエル塾に入塾してからのお付き合いで、「最強集客メソッド」を深く理解し独自のノウハウを生み出しています。
現在はパートナーとして、クライアントのホームページのライティングを一任しています。
秋田さんの実績としては、、、
・ホームページからの受注ゼロだったのが相見積りなしで2600万円売り上げるようになったリフォーム会社
・ホームページからの月間問い合わせ数が10倍になった畳屋店
・ホームページはあるものの年間集客数2〜3件で売り上げゼロだったのが年間5000万円を売り上げるようになった工務店
他にも中古車販売店や独立したばかりのリフォーム店などを手がけています。
では「最強集客メソッド式」のホームページと普通のホームページと、どこが違うのかをお伝えしましょう。
普通のホームページとどこが違うのか?
「最強集客メソッド」には、ホームページに書いたり、商談時に喋ったりする言葉を「3つにジャンル分けする」という考え方があります。
3つのジャンルとは「モノ」「コト」「ヒト」です。
普通のホームページは、商品・サービスの内容や実績などの情報を中心に伝えます。
この中の商品は”モノ”で、サービスや実績というのは”コト”というようにジャンル分けします。
つまり多くの会社が作る普通のホームページは、”モノ”や”コト”の情報を伝えています。
しかし最強集客メソッド式は、”モノ”や”コト”より、どんな人が仕事をしているのか”ヒト”の情報をメインに伝えます。
インターネットを検索する人が求めているのは、”モノ”や”コト”に関する情報です。
そういったことから多くの会社は、その要求に答え集客につなげようとホームページで”モノ”や”コト”の情報を伝えます。
しかし、集客に失敗しているケースがほとんど。どうしてなのでしょうか?
確かにインターネットを検索する人は、”モノ”や”コト”を求めているのですが、それは表面上のことで本当に求めているのは・・・
“安心して任せられる人かを判断するための情報”なのです。
”モノ”や”コト”だけの情報では、安心して任せられるかは判断できませんし、書いている内容はどのリフォーム会社も似たようなものになります。
リフォームの工法などで差別化を図ったホームページの内容にしたつもりでも、お客さん側からするとどれも似たり寄ったりにしか見えていないのが事実です。
ここに、相見積りになる最大の原因があるのです。
”モノ”や”コト”だけの情報では、「安心して任せられる」と思えないので比較検討をしようと相見積りになるのです。
どんな人が仕事をしているのか”ヒト”の情報をしっかり伝えることで、「この人なら安心して任せられる!」とアクセスしてきた人は判断できます。
最強集客メソッド式ホームページは、相見積りがゼロで高単価の受注が多く、契約確定の問い合わせばかりが来る要因がここにあります。
「次が知りたい」を引き出す!ホームページの3つの構成とは?
では、どのようにすれば「この人なら安心して任せられる」と感じるホームページになるのか?
ホームページは、いくつかのページで構成されていますが最強集客メソッド式は「トップページ」「プロフィール」「お客様インタビュー」の3つのページが肝になります。
この3つのページに「人柄の一貫性」を持たせることが最大のポイントです。
3つのページの中でも一番重要なのが、トップページのヘッダー部分です。初めてアクセスした人から“次が知りたい”を引き出すヘッダーになっていることが重要です。
“次が知りたい”を引き出せないとヘッダー下の文章も他のページも見ることなく離脱します。
実際に秋田さんが手がけた山岸建築さんのホームページを事例に2つのポイントについて具体的に解説しましょう。
まずは秋田さんが手がける前のヘッダーは、社名が目立つように書かれた下に「すまいのホームドクター」というキャッチコピーがあります。
残念ながら社名を大きくしたり、「すまいのホームドクター」というキャッチコピーでは“次が知りたい”を引き出せません。
一方、秋田さんが手がけたヘッダーは「『親身に相談にのってくれる』と言われる 信頼の住宅リフォーム屋さん」というコピーにプラス満面の笑顔の社長の顔があります。
このヘッダーを見たあなたは、きっと“次が知りたい気持ち”になったのではと思います。
“次が知りたい”を引き出すポイントは、人柄が伝わるキャッチコピーにすることです。
そうなることでホームページにアクセスした人はヘッダー下の文章や他のページを読もうとするのです。
リフォーム契約確定客だけを集客する!最強集客メソッド式プロフィールとは?
ヘッダー下を読んだ人には、次にプロフィールを読んでもらう動線でホームページを設計します。
一般的なプロフィールは、略歴や会社設立の経緯などを書きます。
最強集客メソッド式は、略歴や会社設立の経緯などといった“コト”ではなく、自分の至らなさに向き合う“ヒト”を伝えます。
そして自分の至らなさに向き合ったことで、何に気づき、何を目指すべきか自分との約束を宣言する。これが最強集客メソッド式プロフィールです。
秋田さんが手がけた山岸建築さんのプロフィールには、家族の笑顔をないがしろに仕事をしていたことに気づいたことから「家族の笑顔を大切にする」と宣言しています。
本を読んだり勉強をして見つけたような綺麗事ではなく、自分の至らなさに向き合ったことから生まれた宣言は説得力があります。
コミットの実行を伝える「お客様インタビュー」がホームページ集客の鍵となる!
最強集客メソッド式の肝となる3つのページの最後は、「お客様インタビュー」です。
「お客様インタビュー」は珍しいものではなく、今ではホームページ作りに必須のコンテンツとなっています。
それらの「お客さんインタビュー」と大きく違う点は、宣言したことが実行できているかをお客さんの声を通して伝えるところです。
山岸建築さんの「お客様インタビュー」を読むと、多くのお客さんが「本当に親身になって相談にのってくれるから信頼できる人だ」と言っています。
このお客さんの声から“家族の笑顔を大切にする”という宣言を達成しているのが伝わってきます。
一貫性を感じる3つのページで、リフォーム集客を成功するホームページになる!
ここまで読み終えたとき「トップページ」「プロフィール」「お客様インタビュー」の3つが、「人柄の一貫性」を持っていたことに気づきましたでしょうか?
プロフィールで自分の至らない部分を開示する人柄。その至らなさを認めて不特定多数の人の目に触れるホームページで宣言する人柄。
言葉だけの宣言でなく、それを実行したのが伝わってくる「お客様インタビュー」からの人柄。
「トップページ」のヘッダーに書かれているキャッチコピー「『親身に相談にのってくれる』と言われる」は、宣言したことを実行した証なのです。
煽ったり自己アピール、メリットを訴求するようなキャッチコピーではなく、「トップページ」「プロフィール」「お客様インタビュー」すべてが繋がっていて一貫性があります。
ここから社長の人柄が伝わり、「この人なら安心して任せられる」と感じるホームページになります。
ここに、相見積もりなしで高単価の問い合わせばかりをゾクゾクと集客するホームページ作りの秘密があるのです。