“強み”を伝えるほど広告やチラシ反応が下がる理由

おはようございます!
先週のLIVE後の飲み会でTさんに
「さすがプロ!」と言われて、
ついギターが上手くなったのかと喜びかけたら
「いや、喋りが!」と言われて
なんとも複雑な気持ちになった、
木戸一敏です(;´∀`)

でもまあ…
それはそれで嬉しいですね。

いや、よしとしましょう(^^)

さて今日は・・・

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“強み”を伝えるほど広告やチラシ反応が下がる理由

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というテーマをお届けします。

突然ですが
もしあなたがクリーニング店なら
どんな内容のチラシを書きますか?

・集配OK
・雨の日5%OFF
・シミ抜き名人(職人歴30年!)

どれも立派なメリットですね。

選ばれるためには、
自社の“強み”“メリット”を伝える。

これは一般的な集客の考え方ですよね。

でも実はここに・・・

見落としがちだけど
致命的な間違いがあるんです(><)

5%OFF、シミ抜き、即日仕上げ…

これ全部「機能」です。

言うなれば
商品の“成分表”みたいなもの。

確かに必要だけど
機能をうたっても心は動かないんです。

心が動かない限り
人は購入には至りません(><)

仮に機能を書くだけで売れるんだったら
カタログで十分ですからね。

では、どうしたら感情が動くかというと
答えはシンプルです。

お客さんが「困った!」と
必要性を感じた
“体的なシーン(場面)”を切り取ること。

具体的には、、

「明日、着て行くスーツ、
クリーニングに出してないじゃん!」
って主人に怒られたこと。

それを解決するのに
「当日仕上げできますよ」
と表現するんです。

そこには
単なる機能の説明を超えた
「よかった!これで助かる!」
という“感情の動き”がありますよね(^^)

これが「スペック(機能)」と
「シーン(場面)」の
決定的な違いなんです。

スペックは誰に対しても
同じ説明になります。

だからスペックを書いても
誰の心にも刺さらない(><)

でも、シーンは「人間」。

その人の生活や困っている場面を
知っていないと出てこない言葉です。

…と、ここまで読んで
あなたは今こんなふうに
思いませんでしたか?

「つまり『集配OK』『5%OFF』『シミ抜き名人』
といった強みはメリットじゃないってことですね?」

「シーンが大事で機能は書いちゃダメってこと?」

そう思いますよね(^^)

でも・・・

それはちょっと違います。

私が言いたいのは
「機能がダメ」とか「メリットじゃない」
ということじゃないんです。

実は・・・

「5%OFF」と書くか「当日仕上げ」と書くか。

この“選択”の裏には
あなたの「普段の姿勢」が
“無言のメッセージ”として滲み出ます。

そして、このメッセージが
反応があるか、無反応になるかの
分かれ道になるんです。

次回のメールでは
その違いについてお伝えしますので
楽しみにしていてくださいね(^^)

 

 

 

▼今日のチェックポイント
【「シーン」が浮かぶから感情が動く】