こんにちは!
なぜか「スパゲティ」のことを「スパゲッティ」と言ってしまいそうになる、
木戸一敏です(^0^;
先日、ある人のカウンセリングを受けました。
その人のメッセージを読んで
この人と話をしたみたいと直感で思いました。
普段「奇跡の物語」作りで、
モエル塾メンバーの深いところをよく見ることをしていますが、
その反対はあまりなかったので、
いい機会だと思いカウンセリングを受けました。
人生を丹念に探っていくことは、
これからの人生を好転させる上で
極めて大切なことだと思っています。
なぜかというと、
人はだれもが、
親子の葛藤や幼児期のトラウマ、しつけや教育で
「○○はダメ」などと厳しくコントロールされる
といった経験をします。
そういった幼少期の体験の、
恐怖・怒り・悲しみなど葛藤した感情に
無意識にフタをします。
それが今現在、
無意識に気持ちをオープンにできない
大きな原因になってたりします。
たくさんの人の人生に触れてきた中で
経営者は一般の人々に比べて、
幼児期の葛藤が大きい傾向が
あるように思います。
特に創業者の場合、その満たされなかった欲求を
別の形で実現しようと
負のエネルギーで困難な仕事を「やらねば!」と取組みます。
この「やらねば」の負のエネルギーではなく、
「やりたい!」の正のエネルギーにしてくことが
ビジネスが長く続けられて、
周りの人にもポジティブな影響を与え、
好循環になるんだと思っています。
自らを見つめ直すことは、売れるメンタル強化の秘策にもなります。
では私の場合の、
幼児期のトラウマなどんなことかというと・・・
幼稚園児の時です。
父親は長距離トラックの運転手。
ですので月に5日くらいしか家に帰ってきません。
ある日、父が車を家の前に停めて、
1週間振りに帰ってきました。
私は嬉しくてたまりません。
車のボンネットの上によじ登り、
ぴょんぴょん飛び跳ねて、
その嬉しさを表現しました。
それを見た父は、
血相を変えて私を車から引きずり下ろし、
私の体をつかんで、
「こうしないとわからないのか!!!」
と下駄箱に頭を何度も叩きつけます。
「お父さんやめて!」
母がビックリして止めに入って、
父の手は止まりました。
この日から
「お父さんは怖い」というイメージが私に付着しました。
この出来事はほとんど忘れていたんですが、
メンバーの「奇跡の物語」作りをとおして
自分で思い出したことでした。
そして対人関係が苦手な原因が
この体験にあったのだと納得もしました。
ほとんど忘れていたことですので
父に対しての恨みもまったくなく、
きっと父も私と似た体験があったんだと思っています。
ここまでは自分で探ってみてわかったことだったんですが、
先日のカウンセリングで
さらに深いところが見えてきました。
私は「怒り」に対して
すごく敏感なところがあります。
「怒り」を受け入れらない部分があります。
平成な気持ちでいることが一番と思っていながら
「怒り」の場面を身近に見ると、
物凄く嫌な気分になり
平成な気持ちでいられないことに苛立ちを感じます。
“みとめ”に大切さに気づき、
それをもっと広げたいという気持ちになったのは、
もしかしたらその反動なのかもしれません。
当時、久しぶりにお父さんと会えて、
嬉しい気持ちでいっぱいだったのが、
突然、下駄箱に頭を何度も叩きつけられて、
子供ながらにすごく傷ついたんだな、
ということを鮮明に思い出して、
きっと父もやりすぎてしまったと
自己嫌悪に陥ったんではないかと思うと、
なんだか涙が止まらなくなりました。
人間関係って、
こういったすれ違いの連続なんだと思います。
でも気づいたときに、
一言でも思いやりの言葉を言うことで、
想い合っていることがわかることもあります。
私も自分で気づいていないところで、
子供たちとすれ違っていることがあるのかもしれません。
だから今日、家に帰ったら
「生まれてきてくれて本当にありがとう」
と子供たちを抱きしめようと思います。
自分を探っていくことで、
どんどん自分が軽くなってやりたいことが
さらに明確になってくる感じがしました。
▼今日の“みとめ”チェックポイント
『自分の過去を探ってみよう。自分が喜ぶきっかけになるから』