「自分の判断でチラシを配りたいお店にだけ配っています。
チラシを配ってるお店と、まだチラシを配っていないお店は同じ組合に入っているので、どこかで私が差別してチラシを配っていないことに気づかれたら嫌だなと気になっています。
どうしたらいいでしょうか?」
という質問にお答えしました。
目次
チラシの配り方 配る先のことが気になってしまう
さえ:こんにちは、ナビゲーターのさえです。
木戸先生、よろしくお願いいたします。
木戸:よろしくお願いします。
今日は何でしょう。
さえ:メルマガ読者の方からの質問です。
「自分の判断でチラシを配りたいお店にだけ配っています。
チラシを配ってるお店と、まだチラシを配っていないお店は同じ組合に入っているので、どこかで私が差別してチラシを配っていないことに気づかれたら嫌だなと気になっています。
どうしたらいいでしょうか?」
という質問です。
木戸:それはチラシを配った先が同じ組合だから、
「俺のところにはこのチラシ入ってたけど」
さえ:「私のところには入ってなかったわ」
木戸:ということが起こるということ?
さえ:もしA店とB店で分かっちゃったら嫌だなと思っての質問。
木戸:面白いですね、これは。
さえちゃんは正直どう思います?
差別してるつもりではないので、読みたいという方には、
「あっ…まだでしたっけ?」
とか言いながら…
「はい」
って渡しますけど…。
木戸:ということはそんな気にする必要は無い感じ…?
さえ:と、私は思いますけどね。
木戸:ちょっと気にしすぎかもしれないですよね。
これ、私も実は…営業マン時代に飛び込み営業してる時に、これと似たような状況にハマってしまったんですね。
チラシの配り方 昔ハマってしまったスパイラル
さえ:どんなことにハマってしまったんですか?
木戸:なにかと言うと、12時に飛び込みをしてしまうと、ご飯食べてる時間帯じゃないですか。
さえ:ランチタイムですもんね。
木戸:だから12時から午後1時というのは、飛び込み営業をするのは避けた方がいいですよね。
さえ:そうですね。
木戸:なので避けてたんですよ。
それで午後1時からスタートした時に、午後1時にピンポンと訪問すると、
「いまご飯食べてるから!」
って言われたんですよ。
“タイミング的に遅い人は、午後1時でもご飯食べちゃうから、午後1時半ぐらいにしたほうがいいのかな…?”
と思ったんですよね。
それで午後1時半から回って、
“大丈夫だな…やっぱり午後1時半だといいな”
と。
でもずっと回ってた時に、午後1時半にお客さんが出てきた時にご飯もぐもぐ食べながら、
「今ご飯食べてるから!」
みたいに出てきて…(笑)
“午後1時半でもダメか…午後2時にした方がいいのかな?”
と思って。
それで今度は午後2時にしたんですよね。
午後2時にしたら大丈夫だったんですけど、午前11時半ぐらいに訪問したら…
「今ご飯の支度してるから!」
って言われて…
“そっか確かに午後12時からご飯だから、午前11時半から支度してるよな…”
そしたら、どんどん営業する時間が短くなっちゃって(笑)
さえ:休憩時間が伸びちゃいますね(笑)
木戸:今度は午後2時でも、ご飯食べてる人がいて…回らなくなっちゃったんですよ。
さえ:そうですね。
木戸:どうしたらいいんですか?これ(笑)
さえ:いや…(笑)
木戸先生は結局どうされたんですか?
チラシの配り方 気を遣いすぎると動きは止まる
木戸:全然回れなくなっちゃったんですよ。
さえ:営業できなくなっちゃったってこと?
木戸:できなくなっちゃった。
それで今度は午後4時・5時とかになると、今度は夜ご飯の支度してるんじゃないかとか…。
さえ:夕飯の支度になっちゃいますよね。
木戸:そうそう。
それも今度どんどん考え始めたら、午前10時に訪問したら、寝坊してる人は寝てるんじゃないのかな…?とか(笑)
色々と気を遣いすぎると、
何にもできなくなっちゃう
ということに気づいたんですよ。
さえ:気を遣いすぎなんですね。
木戸:そうそう。
たぶんこの方も私と似てる方だと思うんですよ。
だから気を遣わないで、
「そんなのお構いなしにやれ」
とかそういうことじゃないんですけども、色々な人がいるので、たまたまご飯食べてたら、
「ごめんなさい」
って言えばいいし。
“それだけのことなんだな”
ってことに、ずっと後になって苦しんでからやっと気づいたんですよね。
だからこの方の場合も、チラシがA店に入っててB店には入ってなかったとしても
「ごめんなさいね」
ってただそれを言えばいいだけだし、あるいは、
「私のチラシ…見たかったんですか?(笑)」
みたいに笑顔で言えばいいだろうし。
それっていうのは、お客さんのためのように考えてるじゃないですか。
お客さんがご飯食べてるんじゃないかとか、寝てるんじゃないか…というのは、
“本当にお客さんのためなのかな?”
と自問自答したことがあるんですよ。
さえ:その気遣いが?
チラシの配り方 その気遣いは本当にお客さんのため?
木戸:そう、回れなくなった時に。
回れなくなって、成績も上がらないと色々考えるじゃないですか。
その時に自問自答したら、
“果たして自分はお客さんのことを考えてこうなっちゃったのかな?”
と考えた時に分かったのは、違うんですよ。
もう自分にスポットライトが当たってるんですよ。
どういうことかというと
「ご飯食べてるの!」
とか言われたくない。
傷つきたくない。
自分を守るためだってことに気づいたんですよ。
そうじゃなくて、もしかしたらご飯食べてる人もいるかもしれないけど、
“この人に笑顔になってもらえたらいいな”
そういう気持ちで訪問して、それでたまたまご飯食べてたら、
「ごめんなさいね!」
って言えば済むだけの話。
すぐ帰ればいいだけの話なので。
さえ:そうですよね。
木戸:自分にスポットライト当たってたんだな…と気づいたことがありまして。
それを今の話で思い出しました。
昔のことを。
さえ:では、
【チラシの配り方】反応をアップさせるチラシの配り方
としましては、
あまり気を遣わずに、
どうしても気を遣ってしまう時は
お客さんのために気を遣ってるのかな?と
考え直して行動する。
ということでよろしかったでしょうか。
木戸:あとはそうなったとしても、別に謝ればいいだけの話だから。
笑顔にフォーカスして行動すればいいんじゃないですかね。
さえ:お客さんの笑顔にフォーカスして行動しましょう
ということでよろしかったでしょうか?
木戸:そうですね。
さえ:分かりました、ありがとうございました。