「木戸先生のメルマガを読んで、名乗りあげをいつも楽しみにしています。
私もメルマガを書く時に真似したいと思っているのですが、上手く名乗りあげができません。
どうしたら上手く名乗りあげを作ることができますか?」
という質問にお答えしました。
目次
アイデアは考えすぎずに【良い加減】
さえ:こんにちは。 ナビゲーターのさえです。
木戸先生、よろしくお願い致します。
木戸:よろしくお願いします。
さえ:早速なんですけど質問です。
「木戸先生のメルマガを読んで名乗りあげをいつも楽しみにしています。
私もメルマガを書く時に真似したいと思っているのですが名乗りあげができません。
どうしたらうまく名乗りあげを作るこ とができますか?」
という質問です。
木戸:名乗りあげというのは、いつも私がメルマガで
『こんにちは。【うんちゃらこんちゃらこんちゃら】の木戸一敏です。』
っていう、【うんちゃらこんちゃら】の 部分ですよね。
そんなに悩むことはないと思うんですけど。
さえ:メルマガを書く時に真似しようと思っても【うんちゃらこんちゃら】が出てこないんじゃないんですか?
木戸:多分考えすぎるとこういうのって出てこないんだよね。いいものつくろうとか。
もう少しいい加減になればね。いい加減って、【良い加減】なんだよね。
1番いいのは、今回のテーマになっているメモ。
メモを取ったら いいんじゃないですかね?普段から。
さえ:木戸先生はメモを取ってらっしゃるんですか?
木戸:そうそう。
こういうのって閃きなんですよね。一生懸命考えてる時って実は出てこなくて。
普段からポッと浮かんだ時にメモしようっていう。
そういう習慣をつけていれば、全然苦労なく名乗りあげ程度だったらできちゃうと思うんですよ。
メモは『書く』から『吹き込む』へ
さえ:木戸先生は、フッと思いついた時にはどうやってメモを取っていらっしゃるんですか?
木戸:前までは、こういう小さいメモ帳を用意していたんだけど、結局これ、いつも持ってるわけじゃないから。
ノートを持ってない時に限ってアイデアが閃いて、ちょっとノートに書こうと思って書こうと思った瞬間に忘れたりとかね。
後はノートを持ってても、今度はペンを忘れちゃってるんですよ。
せっかくいいタイ ミングでアイデアが出てもノート類が揃ってなくて、それで随分いいアイデアが消えてるんです。
もったいないなー と思って。
好きな人はいいと思うんだけど、たぶん私と同じようにメモが苦手な人っていうのは、なるべく持たないようにするタイプの人間なんで、こういう人間は、 これが一番ですよ。
さえ:何ですか?その四角いの?
木戸:スマホですよ。
さえ:スマホですか。失礼しました。
木戸:これに『書く』んじゃなくて『吹き込む』んですよ。
さえ:録音するんですか?
木戸:そうそう。
今googleのとかあるじゃないですか?音声入力。メチャクチャ性能いいですよ。
メルマガもこれで書いちゃうくらい。だいたい10回に1回ぐらいはこれで作ってるね。
これであればパッと浮かんだ時に、サッと出して吹き込めばすぐでしょ。
吹き込んだものを自分の場合はメールに送ってる、自分宛 に。
そうすると、受信ボックスは自分のメモだらけ。
そんな話を実はクライアントにした事があるんですよ。
そのクライアントもメモを取るクライアントで、メモっていうの は後でいかに見返すかが重要でね。
書く事が重要なんじゃなくて、後で見返すことが重要なんですよ。
その時に
「後で見ると意味不明でわからないことが多いんです。上手にそれを整理する方法ないんですか?」
っていうふうな質問を受けたことがあるんです。
それはそれでいいんですよ。あとで見た時に意味不明なもの、これでいいんです。
アイデアは質より量が大事
さえ:分からなくていいんですか?
木戸:何でかと言うと、アイデアっていうのは良いものを出すことじゃなくてたくさん出すことが大事なんですよ。 たくさん出す中でいいものを選べばいいんです。
アイデア1 個1個いいものを作ろうと思った瞬間に、さっきの【良い加減】じゃなくて肩に力が入っちゃってアイデアが閃かなくなる。
『これ はイマイチだなあ。』というふうに自分で『イマイチだな』って判断しちゃうと『出しちゃダメ』みたいなことを自分で洗脳しちゃうんです。
じゃなくてもうとにかく、どんな駄目なつまんないものであっても出たら、浮かんだら入れるっていう。
さえ:スマホに入れるってことですね。
木戸:感覚的な事なんだけど“全部OK”って許されてるから発想が豊かになるというかね。その中で良いものがあればいいだけであって。
後で見返した時に訳の分かんないのがかなりあるんですよ。
さえ:それでもOKってことなんですよね?
木戸:吹き込んだ時は『めちゃくちゃいいな』と思って後で見ると、『意味わかんないなぁ~』
それを考えてもしょうがないからすぐそれは捨てて、というふうにやっていった方が本当に良いアイデアがどんどん出てくるし、直感力と言うかキャッチする能力も高くなってくると思うんですよね。
アイデアっ てみんなそうだと思うんですけどトイレに入ったりしてる時とか、あとお風呂に入ったりしてる時とか、考えてない時に、、、
さえ:リラックスしてる時にふっと浮かんでくる。
頭だけではなく体も動かそう
木戸:あと、よくあるのがアイデアを出す人って考えてる時にドラマとか漫画でもグルグル歩いてるじゃない?
体を動かすとね 、血の循環がよくなるせいかわかんないけども、アイデア出やすいですよ。
私の場合は歩くといいんですよ。
さえ:歩いてる時にフッと思いついたらスマホに吹き込んでらっしゃる?
木戸:そうそう。
メルマガを書くっていうのも歩いてる間に。
友人と打ち合わせをしててアイデア出しとか、いいアイデアが出なかった時に
「歩こう」
って。
さえ:一緒に歩くん ですか?
木戸:そうそう。
こないだも池袋から王子まで歩こうとしたら
「えぇ、そんなに歩くんですかぁ?」
みたいなね。
すごい嫌な顔されたんだけど
「いや、歩こう!」
って言って。
さえ:いいアイデア出ました?
木戸:いいアイデア出た。
彼も
「いや~、頭スッキリしますね、 いいですよ」
って。
さえ:この方には『名乗りあげを作ることができますか?』っていうよりもアイデア出しっていうことでお答えした方がいいと思うので。
アイデアを思いついたらすぐ記録できるように、スマホを使いましょう。
どんな些細なことでも、全てメモしましょう。
どうしてもアイ デアが出ない時は、体を動かしながらアイデアを考えましょう、ということでよろしかったでしょうか?
木戸:“どうしても”じゃなくって、体を動かしてる時。
“どうしても”を付け足してしまうと、アイデア出すために一生懸命やっててそれでダメだったら、みたいなニュアンスなので。
アイデア出しは何かをしながら。
さえ:何かをしながらってことですね。やり直します。
スマホに入れる。
次にどんな些細なことも全部メモする。
体を動かしながら、いろんなことをしながらアイデアを出してみましょう。
ってことでよろしかったでしょうか?
木戸:それが 1番です。
さえ:わかりました、ありがとうございます。