おはようございます!
大船駅に40年ぶりに行ってたけど
40年前の記憶がまったく
残っていなかったことに気づいた、
木戸一敏です(^o^;)
7月30日大船駅すぐそばにある
ライブ・ハウス「大船ハニービー」で
演奏をすることになって
その下見に行ってきました^_^
自宅から電車1本で行けるので
遠いけど楽ですね(^^)
さて今日は、、
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先日、添削した件でクレームを受けてしまいました^^;
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というテーマをお届けします。
早速ですが内容は・・・
住宅販売会社の
Tさんから添削依頼を受けたのが
広告文A案。
Tさんの体験を聞きながら
それを添削した広告文がB案です。
これについて
Tさんがこう言うんです。
「スタッフ3人と
取引先の社長2人にも
見てもらったら
みんな口を揃えて
A案が良いと言います。
なのでA案で行こうと思ってます」
それに対して
私は反対しました。
しかしTさんは
まったく納得できないようで
こう言います。
「私もA案がいいと思ってるし
私以外5人も同じ意見なので
木戸さんがB案が良いという理由が
わからないです」
そこでTさんに
こんな話をしました。
今から21年前
私がコンサルとして活動して
2〜3年目のときです。
三重県でリフォーム会社を
経営しているKさんから
こんな報告がありました。
「問い合わせが来ました!」
「おぉ!おめでとうございます!
どこから問い合わせきたんですか?」
「実は…先日、木戸さんに
添削依頼していたチラシ…
待ちきれずに配っちゃったんです(^_^;)」
「え?」
実はそのチラシ・・・
・ちょっと意味不明な部分が随所に
・誤字脱字が3箇所
・少し言葉が乱暴
「これは…かなり手直しが必要だなぁ(汗)」
と思っていたチラシだったんです。
そんなチラシから
2件もの問い合わせが来たんです∑(゜Д゜)
しかも100枚足らずで!
なぜこんなことが
起こったのかを考えてみました。
するとあることに
気づいたんです。
意味不明な部分は
確かに読みにくいんですが、、
改めてじっくり読んだとき
Kさんの「生の想い」がそのまま
表現されているように思えたんです。
それが言葉の表現を整い過ぎてしまうと
Kさんの「生の想い」が
どんどん削られてしまうんです。
その証拠に
私が添削をして
整った文章にしたチラシは
1000枚配っても反応ゼロ(><)
「正しい日本語」を意識するあまり
Kさんの自然な表現が
「ビジネス文書風」になったからです。
例えば・・・
【修正前】
「工事の音でお昼寝を
邪魔しちゃったときは本当に申し訳なくて…」
【修正後】
「工事音によりご迷惑をおかけする場合は
心よりお詫び申し上げます」
技術的には修正後の方が正しい。
でも、どちらがKさんの
本当の気持ちが伝わるか?
答えは明白ですよね。
つまり・・・
完璧な文章にすることで
**「人間味」**
が失われてしまったんです。
お客さんは文法の正しさよりも
「この人は本当に
申し訳ないと思ってくれてるんだな」
という気持ちを感じ取りたいんです。
そう!
広告やチラシで大切なのは
「文章力」ではなく
「リアリティ」だったんです。
…といった話をTさんすると、、
「なるほど!
確かに私は正しい日本語に
こだわっていました」
と納得してくれました(^^)
これってなかなか
理解しにくいところなんですよね。
でもわかってもらえて
ホントよかったです(^o^)
▼今日のポイント
【チラシに必要なのは文章力よりリアリティ】