納得は一生やってこない

集客しないで売上9倍コンサルタントの木戸一敏です。

【Q】自分が納得するまでニュースレターは出さないでおこうと思っています。

【A】もしかしたら、一生ニュースレターは出さないかもしれませんね。

納得できるまでは表に出さないんだ!」

これはもう今から

25年も前の話。

ロックバンドを組んでいたときです。

「十分練習をして

納得できる演奏ができるようになったら

それからステージに立とう」

という考えのメンバーと

「ある程度の演奏ができるようになったら

 ステージに立つ。

 何度もステージに立ちながら上達して行こう」

のふたつの意見に分かれました。

こんな話でもめてから5年後。

「何度もステージに立ちながら上達して行こう」

と主張していた田中は

どんどん芽を出し始めて

アメリカに渡って活動するように。

もう一方の

「納得できる演奏ができるようになったら

それからステージに立とう」

と主張してたのが

実は私。

5年経っても

相変わらずチンタラ

チケットを友人に無理やり売りながら

ロックバンドを演っていました。

●「音楽の才能だったら

 絶対田中には負けないはずなのに・・・」

私は考えました。

 「ロックバンドは

 人に観られてナンボの世界。

 人に観られて

 良いことも悪いことも

 あ~だ、こ~だ言われながら

 ウマくなっていくもの。

 だからロックバンドなんだよ」

こうプロミュージシャンの先輩に

言われたんです。

「自分が納得するまでニュースレターは

 出さないでおこうと思っています」

ニュースレターの添削をしていて

このメールが来たとき

今の25年前の話を思い出したんです。

先輩からのアドバイスは

そのまま商売に例えることができます。

商売は

 お客さんと接してナンボの世界。

 お客さんと接して

 良いことも悪いことも

 あ~だ、こ~だ言われながら

 儲かっていくなっていくもの。

 だから商売なんだよ」

未完成なニュースレターを

お客さんに見てもらう。

そしてお客さんから

あ~だ、こ~だ言われながら

だんだん面白いニュースレターになっていく。

お客さんから

あ~だ、こ~だ言われながら

成長していく。

成長していく過程を

ニュースレターをとおして

お客さんに見せながら。

この方が絶対お客さんは

共感するんじゃないですか。

お客さんが知りたいのは

多分

完成された完璧なニュースレターではなく

今のままの

そのままのあなたの姿を書いた

ニュースレターだと思います。

いや、

そのはずです。

■今日のチェックポイント

『売れる営業マンは、今の未熟な姿の自分を見せることができる』

(この内容は過去のメルマガを再編集してます)