クリーニング店の広告に「あなたのお宅に集荷、配達します!」と書くのは逆効果になるって知ってましたか?

おはようございます!
「今日こそドンキで買い物しないと!」
と意気込んで向かったのに着いた瞬間、
何を買うのかスッカリ忘れて
そんな自分にビックリした、
木戸一敏です(;´∀`)

結局思い出せなかったので
余計なものを買ってしまいました^^;

さて今日は・・・

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クリーニング店の広告に
「あなたのお宅に集荷、配達します!」
と書くのは逆効果になるって知ってましたか?

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というテーマをお届けします。

突然ですが、質問です。

あなたの会社の
「最大の強み」は何ですか?

技術力?
スピード?
実績?

いろいろありますよね。

でも、もし・・・

その自慢の強みが
お客さんにとって
「どうでもいいこと(無意味)」
だとしたらどうしますか?(*_*)

今日はこの残酷な現実について
お話ししますね。

前号で話したクリーニング店の
「集配OK(宅配します)」 というサービス。

これは、強みでしょうか?

それとも、弱みでしょうか?

「そりゃあ、わざわざ来てくれるんだから
『強み』に決まってるでしょ!」

そう思いますよね。

では、もしお客さんが
「毎日、お店の前を通勤で通っている人」
だったらどうでしょう?

「いや、毎日通るから自分で出すよ。
家にいなきゃいけない方が面倒くさい」

と思われたら・・・

「集配OK」は強みどころか
「ありがた迷惑(無意味)」
になってしまいます(><)

一方で、もしお客さんが
「足腰が悪くて、重い布団を持って
階段を降りるのが億劫で仕方ない」
という高齢の方だったら?

「集配OK」という言葉を見た瞬間、
「ああ、これで助かる…!」
と涙が出るほど嬉しい
「救世主」に見えるはずです。

これが「人(困りごと)」を見てから
「メリット」を語る ということです。

「集配OK」という機能自体には、
良いも悪いもないんです。

そこに「足腰が悪くて困っている人」
という具体的な「人」がいて初めて
その機能は輝き出すんです。

実は、こういうことって
YouTubeやビジネス書では
ほとんど語られていません。

なぜなら、売れている人は
これを「無意識」でやっているから。

息をするように当たり前に
お客さんの「背景」を見ているので
本人たちも言語化できないんです。

だから、誰も教えてくれない。

でも結果を出している人は例外なく
必ずこれをやっています。

それがもし
特定の誰かの顔が浮かばずに
「強み」ばかり並べているとしたら…

それは誰もいない壁に向かって
ラブレターを読んでいるのと
同じかもしれません(><)

なので「メリット」から入るのではなく
「人(困りごと)」から入る。

この順番に変えるだけで
驚くほど相手に刺さるようになります(^o^)

ただ9割以上の人が
また元の「機能説明」に
戻ってしまう事実があります(><)

次回はそのことについてお伝えしますので
楽しみにしていてくださいね!

 

 

 

▼今日のチェックポイント
【「誰の悩み」に触れるかで機能の価値が決まる】