「木戸さん、バレバレですよ」と言われた瞬間、脇の下から汗が・・・

おはようございます!
存在を忘れていた楽天銀行の
残高を見たらン万円が入っていて
メチャ得した気分でハッピーになった、
木戸一敏です(*^^*)

楽天銀行の口座を
いつ?どんな目的で作った?
ということも
まったく記憶にありませんでした^^;

さて・・・

前号のメルマガの一文に
こんなことを書きました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~
小心者自覚事件が勃発して
それから小心者であることが
自分の強みだと自覚するようになった
~~~~~~~~~~~~~~~~~

これを見たメルマガ読者の
Hさんから
「その事件の内容知りたいです」
とメールがありました。

そこで今日は
小心者自覚事件を
お伝えしますね(^^)

その事件が起きたのは
2002年6月のことです。

リフォーム会社を閉めたあとで
希望を失っていたときでした。

ちょうどその時、
ある噂を耳にしたんです。

「100万円以上もする教材を電話だけで契約し
年商100億円の会社がある」

これを聞いたとき
思いました。

私の会社は3億円止まり。

一体どんな違いがあって
3億円と100億円の差がつくのか?

それを解明するために
その会社に社員として入社し
100億円マインドを体験しようと
考えたんです。

面接をクリアし入社すると
私以外に7人の同期がいました。

全員が私より
ひとまわりもふたまわりも若い、
20代、30代の男女です。

仕事の内容は1日中、電話をかけっぱなしで
100億円マインドを感じる余裕は全くなし(><)

そんな中・・・

入社2週間目で
取り扱い商品で一番高額
240万円の契約が上がりました(^o^)v

営業マンの数は100人以上いるんですが
240万円の教材は
年に5本程度しか売れないものだというんです。

それが入社1ヶ月も経たない
新人が売ったということで
社内で話題になりました。

初月、月間売上げ上位表彰にも選ばれ、
なんとか元経営者としてのメンツを
保つことができました(^_^)

しかし・・・

大きなストレスがありました。

それは電話の受付です。

電話営業もするけど
電話受付もするのが
新人の仕事だと言うんです。

この会社はいくつもの事業部があり、
電話がかかってくると電話機に
どこの事業部宛かが表示されます。

それを見て事業部の名称を
名乗らなくてはならないんです。

大変なのが
その事業部への転送です。

一旦保留にして、
その事業部の内線番号に
かけなければなりません。

ところがあまりにも
回線が多いため混乱し
転送先を間違えたり、

そこに気を取られて
要件を忘れたりと失敗の連続(><;)

「木戸さん!電話の対応、最悪ですよ!」

私よりずっと年下の上司に
こっぴどく怒られます(T_T)

失敗を繰り返すたび、
さらに言葉が出てこなくなり、
舌も回らなくなってしまいました。。

しまいには電話が鳴るたび、
冷や汗で脇の下がビッショリに。。

そのとき
あることを発見したんです。

それは・・・

電話が鳴る前に
赤く点灯する
ということ。

そこで赤く点灯した瞬間、
受話器を素早く持ち
電話をしているフリをする。

そうすれば
電話に出る必要はありません(^o^)v

その電話受付回避手法を見つけてから
ストレスがすっきり消えました(^^)

ある日いつものように
電話機が赤く点灯した瞬間、
受話器を素早く持ち
電話をしているフリをしていると
視線を感じたんです。

パッと右を見ると
隣のデスクにいるYさんと
バッチリ目が合いました(;´∀`)

Yさんは20代前半の
かわいい娘なんですが
社会人経験ゼロなのに
電話受付の対応が上手いんです(≧∀≦)

目が合った瞬間Yさんに
こう言われました。

「木戸さん、バレバレですよ」

この言葉を聞いた瞬間、
脇の下から汗が滝のように
流れるのを感じました(><)

実は・・・

同期の彼らを私は
見下げていたんです。。

「一応、昨日まで経営者だったんだけど」

「君たちに経営はできるかなぁ」

「君たちとは一緒にしないで欲しいんだよね」

というなんとも器の小さいことを思う
自分がいました。

ところが私は、
電話受付もろくにできない
最低の人間。。

たかが小さな会社の
経営をやったくらいで人を見下す
本当に最低の人間。。

あ~、やっぱり俺は小心者なんだぁ(;・∀・)

そのとき確信したんです。

小心者であることは
一生変わらないんだ。

すると
今までつまらない見栄を
張りながら生きてきたことに気づき
それを心から自覚できた瞬間、
気持ちがスッと軽くなりました。

それと同時に、
方向性が見えてきたんです。

実はコンサルになりたい
という思いがあったんですが、
自分には無理だと諦めていました。

それが・・・

小心者であることを隠さないで
オープンにして
そんな自分を気に入ってくれる人とだけ
お付き合いをしていこう(^o^)

と思えたことで
コンサルとしてやっていこうと
踏み切れる大きなきっかけになりました。

そしてコンサルとして
生計を立てられるようになったとき
「自分にとって小心者は強みなんだ」
と自覚できるようになった
というわけなんです(*^^*)

…というわけで
かなり長くなってしまいましたが^^;
伝わったでしょうか?

ぜひ、あなたの強みが見つかる
きっかけになってもらえたら嬉しいです(^o^)

 

 

 

▼今日のポイント
【自分の”弱み”が実は”強み”になる】