「ユーザーに価値を与え、その対価を得ること」の意味を間違てしまうワケ

こんにちは!
世間では8月が夏休みで新幹線は混んでいる話をきいて、
慌てて5日(水)の大阪行きの切符を買った、
木戸一敏です(^^;)

いろんな人が
よくこんなことを語っています。

「ビジネスの本質は
ユーザーに価値を与え、その対価を得ること」

このことについて、
昨日、友人が鋭いことを言っていました。

「それって、微妙だけよね」

何が微妙なのかというと、
「価値」という意味を
間違えて捉えている人が多いというのです。

この「価値」の意味を
間違えない伝え方をする必要があると友人は言います。

「ユーザーに価値を与え~」というのは、
「お客さんに、どれくらい役に立つのか」
ということです。

このどこが間違えて
捉えているかというと、、、

「お客さんに、どれだけ役に立つか」
ということころの
「役に立つ」という部分です。

「役に立つ」というのが、
「商品を購入してもらうこと」だと
間違えて捉えている人が多いんです。

「この商品を使えば
間違いなく役に立てるんです」

そう言って一生懸命
商品の良さをアピールすればするほど
お客さんの気持ちは離れていきます。

この間違えた捉え方を先ほどの
「ビジネスの本質は
ユーザーに価値を与え、その対価を得ること」
と入れ替えるとこうなります↓

「ビジネスの本質は
ユーザーに商品を購入してもらい、その対価を得ること」

なんかおかしいですよね(^_^;)

商品を購入する前に
お客さんが価値を感じるものを与えられたら、
その対価を得られるわけなんですけど、

そこで商品の価値を分かってもらおうと、
一生懸命、商品メリットを語ってしまうんです。

でもお客さんからすると
商品メリットを語られたことに対して、
価値を与えられたとはまったく感じません。

反対に不快になるだけです。

では、商品メリットを語らずに
どうしたらお客さんは
価値を感じてもらえるか?

それは、、

商品の価値を【分かってもらおうとする】のではなく、
お客さんの気持ちを【分かろうとする】ことです。

完璧にお客さんの気持ちを分かる必要はなくて、
分かろうとすることが重要で、

そうすると
「この営業マンは私の気持ちを分かろうとしてくれる」
と思ってくれます。

これも【立派な価値】なんです。

【感情価値】と言った方が
分かりやすいかもしれませんね。

「商品メリット」という『物質価値』を与えようとするのではなく、
『感情価値』を与える。

つまり、

「ビジネスの本質は
ユーザーに感情価値を与え、その対価を得ること」

とした方が間違いなく伝わりますよね。

▼今日の「優良客だけをリアル集客する!
パワーマーケティング」チェックポイント

『物質価値より感情価値を与えよう』