ボクシングより合気道

  

 

【Q】説得力をつける一番の方法はありますか?

 

【A】合気道を習うといいですよ。

吉江さんとの対談CDを終え

近くの居酒屋で一杯やった帰りの電車。

買ったけど一週間読んでいなかった

アンソニーロビンズの新書を

一気に半分くらい読みました。

吉江さんと飲んだとき

アンソニーの話題になって

それが気になったんです。

「言葉にボクシング」と「言葉の合気道」

本に書いてあったこの言葉に

反応してしまいました。

昨年の話です。

モエルで販売している

一部のCDや小冊子は

モエルから発送しています。

毎日その発送物を

郵便局のおっさんがとりに来るんです。

「今日はないの?」

ノックもしいないで

ドアを開けて言うんです。

「こんにちは」の挨拶も一切なし。

これが毎回毎回ですよ。

これはガツンと「友達じゃないんだよ!」

と言ってやるか

本局に電話をして「社員教育はどうなってるんだ!」

と言おうか迷ったんです。

「でも、これなんか違うな・・・」

何か違和感があって思わず考えました。

「これを『ほねみ』に当てはめると

 どう対応すればいいんだろう?」

そこで思いついたのが

そのおっさんが来たとき

「いつも本当にごくろうさん!」と

毎回必ず言う。

おっさんがどんな態度であろうと。

このことをモエルスタッフの

シンママ言ったんです。

そしてシンママは100%実行。

それから3ヶ月経って

そのおっさんはどうなったか?

なんと!

いつも無愛想で

挨拶もしなかった

どんでもないくそ親父が

満面の笑みで

いつも「こんにちは!」と

明るく来るようになったではないですか!!

しかも!!

ホワイトデーの日に

そのおっさんがシンママに

ニコニコしなかがら

「はいコレ!」

といってプレゼントを。

箱を開くと

かわいいマグカップが!

「信じられなぁ~い!!」

アンソニーの本に書いてあった

「言葉にボクシング」は

おっさんの態度に対抗して

私が「あいさつぐらいちゃんとしろ!」

とガツンと言ってやろうとしたこと。

「言葉の合気道」は

おっさんの態度や言葉を言い負かそうとするんではなく

シンママが「いつも本当にごくろうさんです」

『ほねみ』の言葉をかける。

たったそれだけのことで

おっさんが180度変えてしまったんです。

■今日のチェックポイント

『売れる営業マンは、みんな合気道の技を使っている』

(この内容は過去のメルマガを編集しています)