決め事をやらない部下の責めどころは“ヒト”ではなく“コト”にする!

 こんにちは! 

 久しぶりに東京駅丸の内側にやって来た、木戸一敏です(^^

  

今日は個別面談で

丸の内にやってきました。

愛知県で社員10人を抱える

K社長から営業についての相談です。

唸ってしまうくらいの

良い仕事をしている方で、

こういった会社が

日本に存在するんですよね。

刺激をたくさんもらってきました(^^

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【Q】決めたことをやらない部下をどうしたら

   確実に実行できるようになりますか?

【A】そのときは“ヒト”ではなく“コト”にフォーカスしましょう。

「これだったら無理なくできるって

自分から言ったことなんですけど、やらないんですよね」

先日、相談のあったDさんが私に

こうこぼします。

これは部下を持つ人の

99.99999%の上司が抱えている

問題ですよね。

私もリフォーム会社経営時代に

同じようなことが何度もありましたし

今でもよく思い出すことがあります。

それは営業ミーティングのときです。

月末だというのに

売上目標には程遠い数字。

残り1週間

どんな活動をするのかの

ミーティングです。

一番成績の上がらない営業社員が

こう発言しました。

「それだったらお客さんに

お礼のハガキを出したらいいんじゃないですか?」

これを聞いて私は

腹が立ちました。

「目の前の成績をどうするかを

考えることから逃げるために

きれいごとを言いあがって!」

心の中でそう思いました。

そこをグッとこらえて

「よし、わかった。じゃそれをやろう」

と問い合わせのあったお客さん全員に

担当エリアの営業マンが

お礼のハガキを出すと決まりました。

その結果は

もうおわかりのとおり

最初の1週間だけで

2ヶ月たったらだれもやらなくなりました。

絶対にやるわけがない

と思ってましたからね。

ただ、そういったところで

会社の業績がよくなるわけがありません。

そこで私は

ある考えか方を実践した結果

お礼ハガキの実践率を

100%にすることに成功!

そしれそれは

ずっと続けれるようになりました!!

そのある考え方とは

これです↓

決めたことが機能しない場合

“ヒト”ではなく“コト”に原因があるとし

そこの解決策を考えるようにする

その“ヒト”“コト”とは、

・「お前が忘れた」という“ヒト”

・「忘れないシステムがなかった」という“コト”

です。

お礼ハガキを忘れないで出すシステム作りとして

1) 問い合わせが入ったら事務員が「問い合わせ表」に記入する

2) 「問い合わせ表」には、担当営業とハガキ出しの日付記入欄を作る

3) 書いたハガキは事務員に渡し、事務員が「問い合わせ表」に記入する

4) 毎回、朝礼で事務員が「問い合わせ表」を見てハガキ出しの確認をする

ということをやった結果

ハガキ出しの実践率が

100%になりました!

▼今日の「みとめ」チェックポイント

『決め事が機能しないときは、システムの欠如と理解しよう』