結果が出ないとき、改善点は見つけるな!

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こんにちは!
今日、おかげさまで54歳になった、木戸一敏です(^0^)

 

先週土曜日、
パートナーコンサルの金野さんと話したあと、
クライアントのMさんと話をしたとき、
答えが同じ話をしていたことに気づきました。

金野さんとは、
「どうしたらクライアントの結果を
出すことができるか」
という話でMさんとは
「どうしたら部下の結果を出すことができるか」
という話でした。

なかなか結果がでないときというのは、
改善点を見つけようとします。

実は、これ上手くいくようで反対に
やる気を失せてしまう結果になることがあります。

そうではなく、
出来ていることや
実践していることを探しだすんです。

本人も気づいていないような
小さいけど出来ていること
ほんの僅かでも実践していること、
これを探しだせば結果につながります。

 

ただ実際に
出来ていること、実践していることを
探しだすのは簡単ではなかったりします。

探しだすのが難しいのではなく、
感情が邪魔をしてしまうんです。

一生懸命クライアントや部下に接しているのに、
なかなか結果がでないと、
じれったい気持ちになります。

この「じれったい気持ち」があると
出来ていること、実践していることが
見えなくなってしまうもの。

だから、いつも冷静に接することが大切です。

 

具体的にどんな事例があるかというと、、、

お客さんのお宅に伺っても
ちゃんと話ができず
逃げるように帰ってしまう自分に対して
「これじゃダメですよね」
と悩んでいるクライアントのWさんがいました。

この話から、
出来ていること、実践していることを探しだすと、
「お客さん宅に伺っている」部分があります。

逃げるように帰っているというのは、
お客さん宅に伺ってないとできないことです。

Wさんは立派に
「お客さん宅に伺う実践」をしています。

さらには、「逃げるように帰る」という行為は
違う見方をすると
「売り込まずに帰る」という
実践をしていると解釈できます。

売れない多くのケースは、
お客さんからすると聞きたくもない
商品の話をベラベラ喋り続けることにあります。

こんな経験をお客さんは何度もしています。

だからWさんが訪問してきたとき、
お客さんはきっと「何か売り込まれるのかも」と
警戒していたかもしれません。

 

それが実際は、
Wさんが「気にかけツール」を渡して
すぐに帰ったのでお客さんは
「あれ、売り込みに来たんじゃないんだ」と
安心します。

お客さんがそんな気持ちになることで
「気にかけツール」が最大限に生かされます。

「あれ〜、Wさん、わざわざ気にかけてくれたんだ」

しかし、これが
「やっぱり売り込みに来たんだ」と思われてしまうと、
せっかく渡した「気にかけツール」も
売り込みツールに変わってしまいます。

こうやってWさんの出来ていること、
実践していることを探しだすと
素晴らしい実践をしていることが見えてきます。

そのあとWさんの話を詳しく聞くと
その逃げるように帰ろうとしたとき
お客さんに呼び止められて
見積り依頼があったというので
私はズッコケそうになりました(^o^;

な〜んだ!Wさん!
しっかり結果出してるんじゃないですか!!

もう〜!って感じです(^^)

でも、そんなWさんが私は大好きです。

Wさんは「それは難しいですねぇ」と言いつつ
どんどん実践する方なんです。

ただご本人が、その自覚がないだけど
素晴らしい実践者なので
いろんな人にWさんの実践話をしているくらいです。

Wさん!この調子でやっていきましょう(^o^)/

 

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