「木戸さんなら、もっと話を聞いてくれると思ったのに」と言われた理由とは?

おはようございます!
考え事をしてお風呂に入ったら
頭を洗ったかどうかがわからなくなった、
木戸一敏です(^^;

髪の毛を触っても
洗ったのかまだなのか
わからなかったので洗いました(^^)

そんな話はどうでもいいとして…

さて今日は、、

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「木戸さんなら、もっと話を聞いてくれると思ったのに」
と言われた理由とは?

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というテーマをお届けします。

しっかり実践しているのに
売り上げが伸びない時
その原因はどこにあると思いますか?

「テクニックやノウハウが
自分に合わなかったから」

そう思ってしまうケースが多いんですが
実はそうではなく・・・

「思い込み」

が原因になっているんです。

私自身、10年もの間
1件も契約が取れなかった
ダメダメ営業マン時代がありました(><)

その頃の私は
「クロージングができないから売れないんだ」
と思っていました。

でも実際は・・・

クロージング以前に
そもそもお客さんの気持ちを
理解しようとしていなかったんです。

つまり「思い込み」こそが
最大の原因でした。

この“思い込み”
実は私だけでなく
周りの相談者にもよく見られます。

先日、相談があったNさんも
まさにその典型でした。

Nさんはこう考えていたんです。

「商品の良ささえわかってもらえれば売れる」

その思い込みがあると商談では
相手の話を聞くより
自社や商品の説明ばかり。

当然それでは相手からすると
「売り込まれている」と感じ
心は離れていきますよね。

「商品の話は一度、横に置いて
それよりも、目の前の相手の気持ちを
知ろうとすること。
それが一番大切なんです」

でも、この言葉を聞いてもNさんは
すぐには腑に落ちない様子でした^_^;

それもそのはずNさんの中には
「商品の良ささえ伝われば売れる」
という強い“思い込み”
根を張っていたからです。

そこで私は
ある失敗談を話しました。

私がコンサルタントになり
本を出版した直後のこと。

初めて講演依頼の打診があった時でした。

そこは、誰もが知っている大手の会社。

「ここで講演実績を作ったら箔が付くぞ!
よし!絶対に受注したい!」

その気持ちが強すぎて
私は一方的に話し続けてしまったんです(><)

話しながら自分でも
「あれ?なんか空回りしてるぞ…」と
違和感を感じていました。

案の定、担当者から
こんな言葉が返ってきました。

「木戸さんなら、もう少し私たちの話を
聞いていただけると思ったんですが…」

その瞬間、ガーンと頭を殴られたような
気持ちになりました(><)

結局その案件は
流れてしまったんです。

この話をしたとき
Nさんの表情が変わりました。

「商品の良さをわかってもらえれば売れる」

これがNさんの思い込みで、
ずっと気づかなかったことでした。

そして、その思い込みは
チラシや広告の文章にも現れます。

だからこそ
いくら方法論を学んでも
この思い込みを外さなければ
成果は出ないんです。

私自身もそうでしたが
人は「正しい理屈」だけでは
なかなか行動を変えられません。

頭でわかっていても心に落ちない…。

なので、リアルな失敗談が
効いてくるんですよね。

結局のところ人は
そういったところからしか
学べないものですよね(^o^;)

 

 

▼今日のチェックポイント
【思い込みが成功の邪魔をしている】