『45歳から50歳の経営者へ』…この絞り方、あなたはOK?NG?

おはようございます!
カフェで仕事をしていたら
隣の席の学生が
PC2台とスマホを見ながら
勉強しているのを見て感動した
木戸一敏です(^o^;

何を見ているかチラ見したら
1台のPCはYouTube
もう1台のPCはトランプゲーム
右手にスマホは未確認
左手に参考書を持っているんです。

ナポレオンか!!

さて今日は、、

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『45歳から50歳の経営者へ』…
この絞り方、あなたはOK?NG?

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というテーマをお届けします。

前号では、対象者を、、

「建築業」→「塗装業」→「下請け」
→「元請けを目指している親方」

というふうに極限まで
絞り込んだ話をしました。

「対象者を絞る」と
他の広告と際立たせることができ

結果として小冊子の売れ行きが
予想の10倍売ることができたんです(^o^)

これは「絞ること」のパワーを
証明する結果でした。

ただ・・・

「対象者を絞る」というのは
実はとても奥が深くて、、

「ただ絞ればいい」
という単純な話ではなく
「間違った絞り方」をすると
思うような反応が得られない
こともあります(><)

今日はその
「対象者の絞り方で陥りがちなミス」
について話します。

ある日、財務コンサルタントのTさんの
セミナータイトルを見て
ちょっと違和感を覚えました。

それがこちら↓

「売上が上がってるはずが利益が残らず困っている
45歳から50歳の経営者へ」

「45歳から50歳の経営者」という部分が
かなり絞り込まれています。

私はTさんに
「なぜその年齢層に絞ったんですか?」
と聞いてみました。

するとTさんの答えは——

「クライアントの多くが45歳から50歳だから」

これ、一見すると
「対象者を明確にしている」
ように思えますが
実は **大きな落とし穴** があります。

「対象者を絞る」というのは、、

どんな問題を抱えている人を対象にするのか?
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ということ。

Tさんのセミナーのテーマは
「売上はあるのに利益が残らない経営者向け」
です。

では「売上はあるのに利益が残らない」
という問題は年齢によって起こるものなの?

答えは **NO** ですよね。

この問題は
「集客」「利益率」「コスト管理」など
経営の状況によって発生するもの。

つまり
「45歳から50歳の経営者」
という年齢で絞るのは
対象者の絞り方としてズレているんです(><)

では、どう絞ったらいいのか?

この場合「年齢」ではなく
「業種」に絞るのがベストです。

例えば、こういうタイトルならどうでしょう?

「売上はあるのに利益が残らない建築業の経営者へ」

「売上はあるのに利益が残らない美容サロンの経営者へ」

こうすることで
対象の業種の経営者は
「これ、自分のことだ!」
と強く感じ、目が止まります(^^)

そして
「自分の業界のことを分かっている人だ」
という安心感も生まれるので
興味を持って話を聞こう
という気持ちになります。

というわけで
「対象者を絞る」というのは、、

ただ「絞る」 だけではなく
「何を基準に絞るのか?」がポイント。

絞り方が変わるだけで
広告やチラシの反応が大きく変わりますからね。

▼今日のポイント
【対象者は 「どんな問題を抱えているのか?」 で絞ろう】