なぜパワートーク継承プロジェクトを始めたのか?月収250万円を稼いだ極意はここにあった!

昨年から私、木戸は「パワートーク継承プロジェクト」「パワーコンサルタント養成講座」などプロモーションに精力的に取り組んできた。なぜこういうことを始めたのか、モエル塾メンバーに公式に説明していなかった。

そこで今回は、マインドトレーナーの野木氏から質問を受ける形で、プロモーションを始めるようになった理由を伝えていこうと思う。

目次

50歳になったのをきっかけに、
このプロジェクトをやろうと考え始めた。

― パワートーク継承プロジェクトは去年から突然始められましたね?

去年1月から募集を始めて、その時は「反響率1/50のプログラム」を2回やったんですよ。2回やった後にこのパワートーク継承プロジェクトを夏にやって、それで年末ぐらいにパワーコンサルタント養成講座というのを始めました。

― 去年というのは何か転機になるきっかけはあったんですか?

50歳になったからです。誰もが年をとれば1年のスピードがどんどん加速していきますよね。そうするとあっという間に10年が過ぎる。そうするとすぐ60歳になってしまって、世間では定年退職です。

私は一生涯現役でいこうと思っていますから仕事をリタイヤすることは考えていないですけど、モエル塾メンバーの中には2代目、3代目がいたりして、次に会社を誰かに引き継ぐのか、その人で諦めてしまうのか、それとも売却するのか、その3つしかないんです。

その時、メンバーに言うのが本当にお客さんのことを考えているんだったら、100年後も200年後も続くくらいにエネルギーを持って会社を継続させていきましょうよ、と。

自分もそういうエネルギーをもって仕事をしているので、楽しいですよ、と偉そうに人に言っていたわけです。

そして自分が50になった時に友人が亡くなったりしてすごくショックだったんです。それで「寿命が今日しかないという生き方をする」と、モエル塾はこれしかない!と思ったんですよ。それにモエル塾を継いでいく人も探していこうと。

それでパワートーク継承プロジェクトとかコンサルタント養成講座とか始めようと思ったんです。モエル塾のメソッドをどんどん世の中に広げて加速させていきたいな、と。

― 実際に昨年から初めて、加速感は感じますか?

メンバーがとことん実践してくれたおかげで、どんどんモエル塾メソッドが進化していることは感じますね。

そうすると私の中でもったいない病が発生してくるんですよ。こんなすごいノウハウをちょこっと来た人に教えるのはもったいないな、と。

あれほど日本中に広めると言ったのに、もったいないと相反する気持ちが進化すればするほど増幅してくるんですよ。

そういった意味でも、こんなせこいままの自分じゃダメだぞ、と。命が今日しかない、そうやって生きろ、とスイッチが入りましたね。

人に言うなら、まず自分がやって見本を見せないと、と実践した。

― 昔の木戸さんのメルマガは結末の部分を書いているんだけど本当のところは話しません、という感じでしたけど、今の取り組みは答えを全部言っちゃってますよね?

そうですね。それも出し惜しみ病が発生していると自覚しているんです。

やらざるを得ない状況に自分を追い込まないと、前に進まないとメンバーに言っているんです。そのためにパワーコンサルタント養成講座があるんですが、自分のメソッド全てを引き継いでもらって、その中から塾長になってくれる人が生まれるかもしれない。

その人もコンサルタントなので、私と同じようにメルマガとか情報発信しながら集客をして、関係を作っていくやり方ですよね。

それで私が「こうやってやるんだよ」と言った時に私もやっていないとその生徒に「木戸さんもやっていない」と言われちゃいますよね。

「出し惜しみしたら、絶対うまくいかないよ」と言っているから、自分も出し惜しみできないな、と。それで全部、答えを言ってるんです。

― しんどくないですか?

しんどいですよ。

例えば、今回のプロモーションで、“コメントを書いてくれた人にプレゼントを差し上げます、コメントを書いてください。”というのがあったんですよ。

そしたら300人くらいコメントをくれて、2つ目のプレゼントの時は

400人くらい。その時に生徒たちに言ったのは、「このコメントが『一緒にがんばりましょう』とか『もっと頑張ってください』という一言だと全然、心に響かないですよね。

コメントしてくれた人の倍以上、こっちも熱く語って返さないとダメなんですよ。

それにはまず自分が見本を見せないと、ということで300、400のコメントを全部熱く書いたんですよ。これは手がおかしくなって、大変でした。

― 心の部分はどうだったんですか?

メンバーにも言ったんですけど、コメントを返すことでそれまで見えなかったものが見えてくるんです。

パワコンの人たちにも「コンサルとしてここはすごく重要だよ」とか「絶対手を抜いちゃダメだよ」といろんなことを言うんです。そうすると自分もやらないとダメ。言えば言うほど自分の首を絞めているんです。

メルマガも今年に入ってから出す頻度が増えたんです。自分の友人でメルマガを1週間に2回しか出してなかったんだけど、毎日出すようにしたら、売り上げが全然違ってきた、という友人がいるんです。自分も気まぐれにメルマガをだしているので、毎日出さないとダメだなと思いました。それで去年からだんだんメルマガを出す頻度が上がってきましたね。

“ここまでやるか精神”でやっていると、終わった時の充実感や達成感が違う。

― 去年は「木戸さん倒れちゃうんじゃないか」と思ってたんです。

そうですね。かなり集中しています。すごく没頭していて終わった時にはガックリきますが、かなり寝ているので、大丈夫ですよ。

パワコンの彼らに「木戸さん、そこまでやるんですか!」と言わせたくて、ニタニタしながら没頭しています。小学生にワクワクしすぎると、トイレに行きたくなっていたんですけど、そのときと同じようにワクワクしてますね。

 

― では、頑張っているわけではないんですね?

無理はしているけど頑張ってはいないという感じです。こんなにコメントをかくのか、きついなとは思いながら、でもこれをやってこそ“ここまでやるか精神”なんだよな、と苦しみながら楽しんでます(笑)

― それはまさにモエル塾の考え方ですよね。

そうですね。自分も最近、ここまでやってなかったな、と発見しました。“ここまでやるか精神”というのは、今、やっていることなんです。

1年に1回、2回やって体がおかしくなるわけじゃないから、月に1回くらいあってもいい。でもそれは楽なことじゃないんです。来月、またと言われたら避けたい自分もいる。それを、やらざるを得ない状況に自分を追い込むとできるし、やり終えると充実感とか達成感とか全然違います。

自分は次のステージに行ったのかな、といい勘違いができますよ。

― モエル塾をずっとやってきて、何か一定化とか変化がないとか、そういうことを感じていらっしゃるんですか?

メンバーの中には「もっと動けばいいのに」と思わせる方がいる。その時に相手に強く求めるのは、逆に自分がやっていない時だと気づいたんですよ。

まず自分が動いてそれに感化されてメンバーも動くようになったらいいなと。

それに50の時に気付いて、こういったパワートーク継承プロジェクトやパワーコンサルタント養成講座やって、自分自身が動くことによって、モエル塾が盛り上がっていくんじゃないかと思っています。

2つのプロモーションには、テクニックじゃなくモエルの精神が息づいている。

― いろいろ取り組まれていますけど、原動力になっているのは自分がやって楽しいこと、そしてそれが成長するのを見れることですか?

それより、メンバーが実践して結果を出した報告を聞いたりとか、マンツーマンミーティングなどでメンバーと会った時に「木戸さん、これすごくいいですね。」と、そういう声をもらったりする時が原動力ですね。

― 「ヒト」と「ヒト」関係で感じられる、それらが原動力ですね。

そうですね。あと、モエル塾や私のことをまだ知らない人もいるんですよ。そういう人から「仕事に直接関係のない『あなたレター』などで結果がでるなんて、衝撃です!」というようなメールをもらうと、すごく嬉しいですね。

まだまだ知らない人がこの世の中、圧倒的に多いから、そこにチャンスがあるし、そういうところに広げていくともっと面白いだろうな、とワクワク感が芽生えてきます。

 

― ところで、サブタイトルの『月収250万円を稼いだ極意はここにあった』ということについてお聞きしたいんですが。

昔、250万を稼いだ時はリフォーム会社を作ろうという目標があって、まず1千万を6か月で貯めようと思ったんです。

そういう目標があったから月収250万を稼ぐことが出来たと思うんですよね。

その時も上手くいかなくて、ストレスになって精神的に追い込まれたりもしたんですが、無理をしないで寝ていました。

週休3日で1日4時間半の活動で、月収250万稼いだんです。

飛び込みはメンタル的にきちゃいますから、気持ちを整理してマインドセットしていないと本当に成果が出ない世界なので。

― 目標や夢が明確だし、頑張っているという意識より夢に近づいていく工程だから、ワクワク感の方が勝るという感じですね。

そうですね。「木戸さん、本当に楽しい顔してやっていますね」と、そう言われてましたね。

飯を食うために何とかしないと、という気持ちではうまくいかない時代になってきてますからね。昔は悲壮感あふれた顔でやっていたら同情して買ってくれる人もいたけど、今はそんな姿で同情なんかしてくれません、特に若い人は。

パワコンの生徒たちに言っているのは、とにかく“知りたい”とか“欲しい”と思うような文章になっているか、そこを徹底的に追及する。これは相手のことを考えているんですよね。

自分都合で会話をしているか、相手都合で会話をしているのか、それで売れるか売れないかが決まりますからね。

― 「ヒト」と「ヒト」関係の中で、相手のことを知ろうとかもっと知りたいとか、そういうモエル塾の精神がちゃんとこのプロジェクト中にも入っているんだ、と今思いました。

  一歩間違うと、技術論としてパワートークを捉えてしまうかもしれない、コンサルの方々にもテクニックを教えかねないところに、モエルで語っているエキスが中心にあるんだな、と感じました。

お客さんがどういう考えをしているか理解すると、距離が近くなって、よりお客さんのためにとかもっと喜んでもらおうとか、そういう気持ちが芽生える。その方がやっていても楽しいですよね。

「楽しいから仕事をしているに決まっているでしょ」とメンバーが言って、日本中に広がるためには、まず自分がやってみせないと。そのエネルギーを感じてくれるように自分が動くことなんです。

野木さん、「まず自分が動く」この言葉を引き出しくれて、ありがとうございました。