“楽しい”と“売上”を両立するなんて本当にできるの?

こんにちは! 
インスタント味噌汁の袋を開ける時いつも手についてしまうのは
きっと私だけじゃないと思っている、木戸一敏です(^^;

※先日お騒がせしました「LinkedIn」は
コンタクト申請のすべての取消しが終了しました。
大変ご迷惑をおかけしました。

このブログをずっと購読していただいている方は
楽しく仕事をすることが
売上を継続できる一番の方法だということを
理解していると思います。

ところが
世間から見ると
本当にそう思っている人は
極、極一部の人だけ。

多くの人は
「仕事が楽しいだなんて、ふざける」
と思っています。

商工会議所で講演をすると
そういった雰囲気が伝わってきます。

「具体的に楽しく仕事をして
どんな風に売上が上がるようになるか例はありますか?」

一度こんな質問を
いただいたことがあります。

私は見込み客を
カルチャー教室で集客する手法を
例に話をしました。

これは昔からあるやり方で
住宅会社やリフォーム会社が
よくやっています。

会社の空いたスペースで
陶芸教室や墨絵教室などを開きます。

講師はネットで探せば簡単にみつかります。

「あなたも一緒に陶芸教室で楽しみませんか?」
と呼びかけたチラシを撒いたり
OB客を誘います。

もちろん、そこには
営業マンや社長も参加します。

集客した人は陶芸教室の生徒であるとともに
その住宅会社の見込み客となります。

会社の空きスペースでやるので
その会社の名前も覚えるようになりますし、

営業マンと何度も顔を合わせることで
建て替えやリフォームのニーズが出てきたときに
声がかかるようになる。

こういった目論見です。

ところが・・・

99%は上手くいきません。

これが現実です。

どうして上手くいかないのか?

それは
カルチャー教室を開催するのは
見込み客集めただけの目的だから。

陶芸教室も墨絵教室も
楽しいからやっているわけではなく
あくまでも見込み客集めだけの
手段でやっているからです。

極端にいうと
見込み客集めのために
興味のない陶芸を
さも楽しそうに自分を偽ってやることが
すべてをムダにしてしまうんです。

上手くいく人は
見込み客集めという目的にプラス
自分も楽しいからやる
という考え方の人です。

主催している営業マンや社長が
陶芸教室を楽しんでやっていると
そこに来ている生徒も楽しくなります。

楽しい時間を共有できると
距離が一気に近くなります。

そうすると
生徒の方が建て替えやリフォームのニーズが出てきたときに
まっ先に声がかかるようになるんです。

さらに
楽しいところには人が集まってきますので
生徒が友人を誘って来るようになります。

クライアントの中には
最初はカルチャー教室を月1回だけの開催だったのが
今では週3回もやっています(^^;

もう毎日カルチャー教室を楽しんでいたら
見込み客がどんどん集まってくる状態になっています。

だからチラシは一切に撒いていません。

見込み客集めの目的で
カルチャー教室をやるのが悪いことではなく
自分を偽って楽しくもないことやるから
売上に結びつかない。

そうではなく
見込み客集めの目的で陶芸教室を開催して、
尚かつドブロを回しているのも楽しい!
そうすると売上につながっていくものなんです。

楽しい会社に人は集まる

これからはより一層
この傾向が強くなってきているように思います。

▼今日の「みとめ」チェックポイント
『自分の“楽しい”を見つけてみよう』