自分に足りないところを認めて“手放す”のは極めて重要です

こんにちは! 
娘に「季節感のある格好したら」と言われ春らしい格好をしたら
風が冷たくてちょっと寒い、木戸一敏です((´д`))

もし、今の仕事を始めて
3年以上経つのに
ビジネスが軌道に乗っていないとしたら、
前号で紹介したお金のメンタルブロックが
邪魔をしていることをお伝えしました。

今日はそれともう一つ
あなたの成功を邪魔しているものを紹介しましょう。

経営者のメンタルコーチをしているLさんは、
顧客が増えず悩んでいました。

仕事の内容は
社員との関係や売上維持で苦労が絶えない経営者の
ストレスを軽減することです。

上手く行かない原因としてLさんは、
「対象者が明確になっていない」
「情報発信のクリティが低い」
と自己判断しています。

確かにそこに原因があるとは思うのですが、
根っ子にある問題を解決する必要があると
Lさんのこの↓発言を聞いて思いました。

「コーチングをしていると
 クライアントが集客に悩んでいることが明確してくるんです。
 これを何とか解決してあげたいんです」

実はこれがLさんにとって
強いプレッシャーになっていました。

ここにLさんのビジネスが上手く行かない
大きな要因があります。

それは何か?

【自分の役割を認識していない】
ことです。

確かに集客の問題を解決してあげれば
クライアントは喜びます。

でも、それはマーケティングコンサルタントの仕事であって
メンタルコーチのLさんのやることではないんです。

「自分の役割を認識する」とは
どういったことかと言うと・・・

自分の足りないところを
認めることは重要です。

そこを認めるからこそ
「自分にできること」
「自分だからできる」ことが見えてきます。

でもLさんは
マーケティングスキルが不足している自分を知っているけど
「その事実は認めたくない」という気持ちを強く持っています。

だから自分で何とかしようと
つい考えてしまう。

これがエネルギーの浪費になっているんです。

そうではなく、
自分に足りないところを素直に認めて、
手放すんです。

そして、今の自分にできることの中に
クライアントに喜んでもらえることがあるのを
しっかり認識し
そこをどんどん研ぎ澄ましていく。

そうすればエネルギーはピンポイントで
クライアントの喜びに向けられ
物事は好転します。

Lさんの素晴らしさは
傾聴力にあります。

自分の頭の奥隅にあることだけど
それが言葉にならない。

それがLさんのコーチィングにかかると
ズルズルと言葉になって引き出されます。

▼今日の“みとめ”チェックポイント

『自分が楽にできて顧客に喜んでもらえることを探そう』