売り上げアップのマインドで「本気のスイッチ」を入れよう

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こんにちは!
昨日せっかく早く寝たと思ったら夜中にお腹が痛くなってトイレに起きて
結局いつもと同じ睡眠時間になってしまった、木戸一敏です(^_^;)

「今までのやり方にサヨナラして、
今年度からは心機一転、生まれ変わるぞ!」

春になるとこんな気持ちになります。

それが掛け声だけで終わってしまうか、
本当に行動に移していくのか
その違いは本気度によります。

ただ、そう片付けるのは簡単なことで
どうすれば本気のスイッチが入るか、
そこに知恵を絞って
大きく前進するようにしたいですよね。

先日モエル塾メンバーになったSさんが
その「本気のスイッチ」の入れ方の達人でした。

今日のその具体的な方法をシェアしますね。

Sさんは10人のスタッフを抱える会社を経営し、
現在インターネットでは
県内において業種ダントツ
ナンバーワンのシェアを占めるくらいになりました。

創業者であるSさんの父が亡くなって2年が経ったとき、
充実感のないスタッフが多く
会社に活気がないことに気づきます。

下請けとして仕事をいている以上、
生涯にわたってお付き合いのできる人間関係が構築できない。

それがスタッフにやりがいを与えられない
大きな理由だとSさんは考えました。

そこでスタッフ全員を集め聞きました。

「自分たち自身が変わらなくてはならない、
もっと高いステージに自分たちを上げよう、
もっと仕事に生きがいを感じる会社にしよう、
そのためには今までまったくやらなかったことに
チャレンジしていく必要がある。
その覚悟はあるか?」と。

スタッフ全員が、
今の現状を変えたいということで一致しました。

そこでSさんが真っ先にやったことは、
過去との決別式でした。

会社の壁や床、天井、すべての物を壊しました。

これまでの賞状も
机も照明もスリッパも棚も全て捨てました。

そのゴミの量は4tトラック山積みにして10台分。

すごい量です。

そして壁も天井も床も机、椅子、棚、
さらにはボールペンに至るすべてを一新。

それと同時に、
マネジメントの仕組みも大きく変え、
脱下請けへ大きく事業をシフトさせることにしました。

もちろん心の中で
反対しているスタッフはいました。

しかしSさんは、
強いリーダーシップと行動力を持ち、
結果を見せ続けることで
会社は変わると信じやり続けました。

 

これは重要な売り上げアップのマインドの一つです。

それから3年後、
本当に強く明るい良い会社に改革することに成功しました。

このSさんの成功の要因は、
”決別式”にあるのではと私は思いました。

「生まれ変わるぞ!」
と掛け声だけで終わってしまうときというのは
希望する姿が今の状況とギャップがあるときです。

どんなに強く思ったとしても
目の前の状況が直ぐに変わるわけではありません。

それが「生まれ変わるぞ!」という思いが
続かない大きな原因になります。

でも、”決別式”は今すぐ実践して
今すぐ状況を変えることができます。

今までずっと目にしてきた
会社の壁や床、天井、机や文房具に至るまで
すべてが変わります。

環境が変わったことが
「生まれ変わるぞ!」と思った気持ちを
継続される大きな力になります。

▼今日の“みとめ”チェックポイント

『決断したときは決別式をやろう』