30年やっても失敗する永ちゃん

こんにちは

集客しないで売上げ9倍コンサルタントの

木戸一敏です。

【Q】うまくいっている人といっていない人は、

   考え方の構造がどう違っているんでしょうか?

【A】実は、たいして変わらなかったりするんですよね。

   見た目には。

ちょっと前の話です。

「オレね、歌手になって30年経つんだけど、いまだに

『あ~、聞き手の立場になったステージがじゃなかったな』

なんて思ったりするんだよね」

車で移動中のラジオで

永ちゃんがこんな話をしていました。

これって、経営や営業の現場なんかでも

全く同じことがあったりしませんか?

あとでよく考えてみると

社員やお客さんの立場になって話ができなかったな

とかありますよね。

いやぁ、永ちゃんも全く同じなんですね。

他にも永ちゃんの話しを聴いていて

考えさせられたことがあります。

それは

“差”です。

プロとアマチュアの差と

売れる人、売れない人の差と

幸せな人とそうでない人の差。

この差って、実は全部一緒なんじゃないかと。

しかもその差っていうのは、

大きな差があるのではなく

ほんの極わずかな差。

ひとつの曲を奏でたとき

プロもアマも同じように聴こえます。

売れる人、売れない人の差があっても、

商品説明の仕方はたいして変わりません。

幸せな人とそうでない人の差があっても

普段の生活はたいて変わりません。

それじゃ一体何が違うかと言うと…

極わずかなところに

気づきがあるかどうか

ということ。

ほんの極わずかな音の違いに気づいて、

「おぉぉーーー、今の音最高!!!」

と感動できる人。

ほんのささいなお客さんの会話から

「そうすると悩みなこれだったんですね」

と気づける人。

ほんのささいなできごとの違いに気づき

「私ってツイテル!」

と嬉しくなる人。

たったこれだけの違い。

でも、これが毎日毎日積み重なっていって

大きな違いが生まれているんでしょうね。

さらにこの気づきを

決定的にしたのが

経営の神様、松下幸之助氏の本でした。

そこには

こんな↓ことが書いてありました。

「人間が牛肉を食べても罰が当らないのはなぜか?

 それは、天が人間にだけ許された特別な権限だ。

 そう考えると、身体がブルブルっと震えた」

これって本当に、

考えに考え抜いて気づいたことなんでしょうね。

この感覚、本当に凄いです。

今、息をしていることも

今日、ご飯を食べられたことも

ゆっくり寝られることも

こんな日々のたわいもないことを、

心から幸せだと感じられるようになったら

ほんと、幸せ者なんですね。

■今日の「みとね」チェックポイント

『ほんの極わずかなところを「みとめ」てみよう』