お客さんを聞く体勢にするために必要な、たったひとつのポイント

こんにちは

集客しないで売上げ9倍コンサルタントの

木戸一敏です。

【Q】世間が言うほど笑顔というのは重要でないと思います。

   なぜなら、笑顔がなくても実績を上げていますので。

【A】それを言い切るあなたは、天然スーパー営業マンです。

「ペコペコする営業って、

 どうも好きになれないんですよ」

営業に初挑戦のM社長が言うんです。

M社長は技術者あがり。

その技術のこだわりは

相当のものを持ってる人です。

M社長の依頼で営業のやり方を

いろいろとアドバイスをしていたんですが、

どうも営業はやりたくないというのが

本音に思えるんです。

その証拠に、何を言っても

斜めの方向から見て営業を否定したがる。

確かにM社長のこだわりを聞いたら

多分、ほとんどの人は

M社長のとりこになってしまうでしょう。

ただ

それは相手が

聞く体勢になってくれてからの話。

実はここが一番肝心なところ。

聞く体勢になってもらうというのは、

営業に限っての話ではなく、

・初対面の女の子を口説く時も

・カウンセリングをするときも

・セミナーをするときも

必要不可欠な要素です。

すべてはここからスタートします。

聞く体勢になってもらうために必要なこと・・・

それは、たったひとつだけ。

そう、たったひとつだけでいいんです。

そのひとつとは…

【快】になってもらうこと。

「“快”か“不快”かって聞かれたら

 “快”かなぁ」

こんな程度の“快”でいいんです。

それを“快”になってもらうために、

・笑いを取ろう

・何かインパクトのあることをしよう

・好かれるようにしよう

と極端に考えてしまうから

うまく行かなくなるんです。

微妙な“快”でいいです。

・なんとなくこの人、暖かいなぁ

・なんとなくこの人、親切なんだなぁ

・なんとなくこの人、楽しい感じだなぁ

そう思ってもらえるだけでいい。

実はこの

「なんとな~く」がとても重要なんです。

ペコペコするのは、

相手を“快”にされるか、“不快”にさせるか

このことをよく考えることです。

そうするとペコペコすることは、

決して“快”するものではないことがわかりますよね。

そう、

ペコペコ営業は

相手を不快にするだけなんです。

「笑顔がなくても実績を上げることができてる」

とM社長がいうのは、

ちゃんとお客さんを“快”の気持にすることが

できているから。

それを初対面の人にも実践すれば

話しを聞く体勢になってもらえるんです。

■今日の「みとめ」チェックポイント

『快と不快の微妙な違いを知ろうとするのは「みとめ」』