:「ありがとうハガキ」出し実践率100%の秘密

こんにちは

集客しないで売上9倍コンサルタントの木戸一敏です。

【Q】何度言っても同じミスをする部下に何をしたらいいでしょう?

【A】ちゃんとやらずにはいられない仕組みを作りましょう。

今日、午前中は

本の打ち合わせ。

1冊目の本からお世話になっている

沼田さんとです。

話しをしていると

つい、違う話に脱線してしまいます(汗)

その中で

【感情と仕組み】という話で

盛り上がりました。

この話の発端は

昨年末のこと。

妻の友人たち3人が

我が家に遊びに来ました。

その中のPさんの勤めている会社で

他の部署の部下が

クビになったというんです。

その原因は

いつも同じミスを繰り返して

クライアントを怒らせてしまったから。

この件で話が盛り上がったのが

部下はともかく

どうしてそうなる前に

上司は怒ってやらなかったのかということ。

[そりゃだれだって

 怒りたくなんかないけど

 怒ってやらないと気づかない人がいるんだから!」

とPさん。

大きいミスだったら

「こらぁ!」って言いやすいけど

これが些細なことで

それを何度もミスっていると

バカバカしくて

怒る気も失せます。

私もリフォーム会社経営時代

そんなことが何度もありました。

その中の一つに

問い合わせがあったお客さんに対して

必ず「ありがとうハガキ」を出すという決まり。

これが、

なかなか浸透しないんです。

みんなで決めたはずなのに。

そこで感情的になっても

何の解決にならないことは

何度も失敗してわかっていたので

あることを考え付きました。

それが

【仕組みに落とし込む】こと。

具体的に

どんなことかと言いますと…

「ありがとうハガキ」は自分で出さないで

必ず事務員に渡す

というルールを作ったんです。

ハガキを渡された事務員は

問い合わせリストにチェックを入れます。

そうすると

そのリスト表を見れば

ハガキを出したかどうかが

一目瞭然。

朝礼で毎回の確認をします。

そうしたら

「ありがとうハガキ」の実践率が

なんと!

100%に!!

感情的になるんじゃなく

仕組みを作る。

そうすることで

社内の雰囲気もよくなりますからね。

▼今日の「みとめ」チェックポイント

『怒りの感情は相手より自分のための行為と理解しよう』