飛び込み営業を一切やめたら実績1.5倍になった!感情コントロールトレーニング法

祷氏と木戸のインタビュー

持病によって前職の看護婦を辞めざるを得なくなった祷さん。保険の仕事を始めるが、やはり病気のために思うように営業ができない。この仕事は無理か、と諦めかけたとき最強営業ツールに出会う。
すると、お客さんの方から問い合わせがくるようになり業績も1.5倍になり、飛び込みをしなくてもいいようになった秘密を祷秀子さんに伺う。

目次

保険代理店を始めた頃は、車で飛び込み営業をやっていたが成績は振るわなかった。

― お客さんの方から問い合わせが来る、ということですが、電話がかかってくるんですか?

そうですね。「通信を読んでいるよ」という方もいますし、この前は「弟が保険に入りたいんだけど、見積もりを持ってきてくれる?」とか、直接的な電話がかかってきましたね。そういうのが、月に3件~5件くらい。ほとんどがご家族の方を紹介してくれたりとか、ご本人の見直しとか・・・

― 以前は一生懸命、(営業で)動いていたんですよね。

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はい。パンフレットを車に載せて営業で走り回っていました。
朝、家を出て、予定を立てようと喫茶店に入って、「行くぞー」と飛び込み営業をするんですけど、行けても2時間くらいですし…でも、だんだんやらなくなってきて。

― それは法人に飛び込み営業をするんですか? それとも一般の方ですか?

一般住宅も回ったんですけど、法人会に登録している企業さんに行って「個別より集団の方が安いですよ。」と集団のメリットを説明すると、入ってくださるところもありましたね。

― では、まったくの飛び込みじゃないですね。法人会の名簿があってそれに行くわけですから、やりやすかったですね。

そうですね。でも、田舎なので法人会の企業がそんなにないんですよ。この不景気で潰れる企業もあるし・・・3年くらいやりましたけど、成績は低いままでまったく成長しなかったです。

持病のため外に出歩くことに支障が出始め、営業が続けられなかった。

― 膠原病だったということですが、仕事に影響してたんですか?

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前職は看護婦だったんですけど、お昼の1時頃になると37度台の熱がでるんです。
だから、その仕事は続けられなくて辞めたんですけど、あと湿疹が出るんです。
そして、いろんな臓器に症状が出てくるので、腎臓に出ると足がむくむ、肝臓にくるとだるい、腸にくると下痢をするとか。
飛び込み(営業)は陽に当たるので、そうすると心筋梗塞みたいにドキドキしだして、脳貧血になって、途中で日陰で休んだり。言うなれば努力根性が無理なんですね。

― それで成績もよくならないし、飛び込みしても陽に当たると湿疹が出るしで、もうこの方法は無理かな、と思い始めたんですか?

そうですね。営業という仕事は無理かな、と思い始めたんですけど、お客さんはいるし辞めるわけにはいかない。何かいい方法はないかな、と探してはいたんです。

最強ツールに出会い、いろんな人のを見て身近な話題を載せることに辿り着いた

― モエル塾と最強ツール『あなたレター』と、どちらが先に出会ったんですか?

『あなたレター』ですね。友達がこういうレターというのがあるらしいよ、と教えてくれたんです。
それで『あなたレター』で検索したら、先生のサイトにたどり着いたんです。
そして、とりあえず、先生の本を買って読みました。あとは無料のレポートとか・・・
でも(本だけでは)掴めなかったんですよ。(あなたレターは)ただ作るものじゃないな、とは思うんだけど、何かがよくわからない。
だから、とりあえずモエル塾に入ってみようと。サービスの中にあなたレターの添削や電話相談もあったので、何かつかめるかな、と思ったんです。

― モエル塾に入って、つかめたんですか?

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つかめたのは最近かな。『あなたレター』を作っていて周りがどんどん変わってきたので…。私の家族や兄弟や母や叔父・叔母の、お互いの関係が変わってきたんですよ。
まず、私の母と叔父はあまり仲が良くなかったんですけど、今はものすごい仲がいいんですよ。
『あなたレター』に母とか兄とか叔父のことを書くのでそれが原因かな、と思いますね。

掲示板で他の方の『あなたレター』を見て、(自分が)「おもしろいなぁ、これはいい!」と思うということは、他のみなさんも思うだろうな、と思ったんです。
「これは楽しいな」「これは書いた人が伝わるな」と。じゃあ、私もそういう風に作ろうと思って(やったんです)。
こういうのを作れば喜んでもらえる、とイメージできるようになったので、自分が背伸びをするようなしんどいのはやめて、楽な通信にしようと思ってからは、気が楽ですね。

― 初めてレターを出したときは、どんなんだったんですか?

字ばかりで、写真も1枚も入れなかったですね。人から「すごいね」と言われるようなことばかり書いて、自己満足で楽しかったですけど、全然効果がなかった。だから、掲示板を見て、文章がスラスラ読める人のものは、何かが残るんですよね。
“何か”ということは言えないけど、「なんとなくこの人に会ってみたいな」と。こういう風に書けば私にも会ってみたいなと思ってくれるのかな、と思いました。それから、笑顔の写真とか日常のことを入れるようになりましたね。

それまでは家のことよりも仕事のことを載せていたんですけど、家の身近なことを載せるようになってから、(周りが変わったと)感じました。

最強ツールにより、家族の関係性も変わり、自分の気持ちも着いてきた。

― レターが感情をコントロールするトレーニングになっているって、どういうことですか?

通信は、見逃してしまいそうな小さなことを書きとめて、思い返したりしますよね。その時何を思ったのか、ということを思い出しながら書いていくんですけど、その時自分の気持ちが落ち着くというか、改めてその時自分はこういう風に思ったんだな、ということを思い直す作業をしていくことで気持ちが楽になっていくんです。
その気持ちを素直に書いていくことが私にとって治療になっているのかな、と思います。

― 『あなたレター』をやることによって楽しいことを思い出して、そこにフォーカスするトレーニングになっていったと言うことですよね。

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どんくさいこともいっぱいするんですけど、書き留めると楽しいことに変わってしまう。改めて書くと、すごくアホな事もくすっと笑えるものに変えていける。だから、読んでいる人もきっとくすっと笑っているんだろうな、と思います。
自分の気持ちを書くことによって自分の気持ちも落ち着いてきて最近、腹を立てたりとかイライラするということがあまりなくなったんですよ。

― 祷さんのレターはだんだんと肩の力が抜けて、すごく自然体になってきてますよね。

自然体じゃないと続かないような気がするんですよ、私の場合は。
きっと自然体になるにはどうしたらいいのか、ということを探していたと思うんですよ。掴みというのはそこだったかもしれませんね。
楽しんで気持ちを楽にして作れば、自然と(あなたレターを)続けられるし、お客さんにも喜んでもらえる気がします。

― 祷さんは仕事だけじゃなく家庭もうまくいくようになっていますが、次はこういう風になったらいいな、とか他に目指すものはありますか?

家が狭いので、みんなが集まって大勢で食事ができる家がほしいんです。叔父とか兄とか母とか20人くらいで食事をしたいんです。
昔は、人と関わるとか面倒くさいことが嫌だったので、人との和みたいなものが苦手だったんです。
でも人と話をしていたら、いろんなことが学べて楽しいな、ということがわかったので叔父とか兄とかとしゃべっていて面白いな、もっと関わりたいな、と思えるようになりました。『あなたレター』に関わるまではそういうタイプじゃなかったんですけど、あまり気負わずに話ができるようになったので、みんなが集まってご飯を食べたいな、と思いますね。
『あなたレター』をやってよかったです。

― 『あなたレター』をもっと楽に書きたいという欲求から、いろいろと他の方のレターをみて勉強していった祷さん。そして身近な話題で自然体に書くことに気がつき、レターを作ること自体が楽しくなっていったという。そうすると、家族や親戚との関係も良くなり、あげくは自分の気持ちや性格も変わっていき、楽に仕事ができるようになった。

モエル塾メンバーで『あなたレター』をやっても業績に結びつかないという人は、この祷さんの話を聞いて、どうしたらリラックスして肩の力を抜いて書けるのか、ということにフォーカスしてくれればと思います。

祷さん、今日はお忙しい中、本当にありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。