「商品」の存在と「あなた」の存在、顧客はどっちで買う?

こんにちは! 
富山に向かう新幹線「とき」の中でメルマガを書いている、
木戸一敏です(^^

今日は富山県にある
朝日町商工会で講演をしてきます。

講演は夕方からなので早目に行って
つい最近、20数年育ててきた娘さんを
取られてしまって悲しい思いをしているTさんを
励ましに行ってきます(^^

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【Q】問い合わせを得るためには、商品に興味を持ってもらう。
   そのためはチラシやパンフレットを『あなたレター』に同封する。
  この考え方でいいのでしょうか?

【A】問い合わせが入ってくるか、来ないかの本当の理由を
  考えてみましょう。

今回のQは、かなり多くいただいていますし
モエル塾の相談でもある内容です。

「『あなたレター』を出しても反応がないのは
 お客さんが商品の存在をしらないから。
 知ってたとしても意識が浅いのでそれを
しっかり認知してもらうよう工夫しないと」

商品に関する資料を同封するのは
もちろんOKです。

『あなたレター』を送るのも
商品を買っていただくためですからね。

ところが
商品に関する資料を同封しても
相変わらず反応がない人もいます。

と言うより
『あなたレター』を出しても反応がない人は
99%は商品資料を同封しても変わりません。

では、いったい何が足りないのか?

コンサルタントになって9年、
ずっとこのことを考えてきて
これがわかってきました。

問い合わせが入らない理由は、
顧客が商品の存在やメリットを知らないからではなく、
あなたの職業を忘れているからでもなく、

あなたの存在が
【顧客の記憶にないから】なんです。

このことがハッキリわかりました、

社労士や行政書士、コンサルタント業は
何をしてくれるのかイメージできないので
その点を常に伝える必要があります。

しかし住宅やリフォーム、保険、自動車整備など
世間一般的に認知されている職種の場合は、
何をしてくれるのか顧客は知っています。

もし、あなたの仕事が住宅屋さんだとしたら
顧客が「マイホーム」の「マ」を聞いただけで
あなたの名前がパッと浮かぶ存在になっているかが重要です。

相談者からは
「そうなるために商品の情報をたくさん伝えてるんですけど」
という意見をもらったことがあります。

ところがこれでは
顧客の記憶に入らないこともわかりました。

「あなたの名前がパッと浮かぶ存在になっているかが重要」
なのですから
あなたを伝えること。

顧客が「あ!この人だったら私のことを考えくれるかも!」
と思われるような“あなた”を伝えるんです。

もっと具体的にいうと
あなたの正直さ
あなたの気持ち
あなたの笑顔
あなたの優しさ
あなたの元気
あなたの人間関係
などとです。

“あなた”を伝えましょう!

▼今日の「みとめ」チェックポイント
『あなたの“あなた”は何かを考えてみよう』