せっかくの「売れる文章」をわざわざ「売れない文章」にしてしまう人がいます

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こんにちは!
板橋を歩いていてカフェで休憩しようとしたら休みで、
次のカフェも休み、その次は移転・・・
結局、休憩なし1時間近く歩いた、
木戸一敏です(^_^;)

昨日、手紙が届きました。

その手紙には
こんなことが書かれていました。

「木戸さんが公開していた広告を
そのまま真似して広告を打ったのがきっかけで
訪問販売から脱出できました」

この方の商品は
訪問販売でないと売れないとされているもの。

それが、
チラシや広告で集客できるようになり、
契約率の高いお客さんにだけ
対応するスタイルに変わったと
手紙に書いてありました。

私が公開した広告というのは、
リフォーム会社経営時代にやっていたものです。

それにしても
訪問販売から脱出できたというのは
素晴らしい結果です(^o^)

何よりわざわざ
お礼の手紙を書くところは、
やっぱり成功する方なんだなぁ
と思いました。

「木戸さんが公開していた広告を
そのまま真似して広告を」

と書いてありましたが、
実は”そのまま真似する”ということは
簡単なようで簡単じゃなかったりします。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^

そのまま真似することができる人にとっては、
「どうして真似できないの???」
と不思議に思うかもしれませんが、
それが出来ないのが普通なんです。

なぜそう言い切れるかというと、、、

「囲い込みチラシ」が
そうだからです。

通常、高い反響が取れるチラシを
真似しようとすると
相当、時間もかかりますし、
自分の商品やキャラに置き換えるのが
結構大変だったりします。

15年前に開発したチラシに
不動産業のものがありました。

このチラシ、
メチャ成約率が高い上に、
反響率も1.5倍アップに成功したんですが、
これを真似しようと思うと
チラシ作成に3ヶ月はかかります(^_^;)

なので誰も真似する人は
いませんでした(T_T)

どんなに高い反響のチラシフォーマットが
できたとしても
完成させることができないものは、
存在しないのと同じです。

必要なのは、、、

・高い反響が取れて、
・さらには短時間で
・簡単に作れてしまう

フォーマットです。

これを実現させるために
たくさんのクライアントが
実験に協力していただいたおかげで
反響率1/50を超えるチラシができました。

ところが・・・

そのまま真似して作った方が
簡単にできて
高い反響率が実現できるのに
わざわざ変えてしまう人が
少なくないんです。

もったいなーい!(><)

ほんと”そのまま真似する”ということは
簡単なようで簡単じゃないんですよね。

…と偉そうなことを書いてしまいましたが、
実は私がそうでした(-_-)

ダメダメ営業マンの頃の私は、
ダメダメ営業マンのくせして
トップ営業の先輩のトークを
そのまま真似することができず、
自分なりにアレンジしていました(^^;)

今だからよーーーく分かるんですが、
これは【思考の癖】なんです。

この癖が、クセなだけに曲者で(笑)
本人は真似しているつもりが
自分のやりやすいように
無意識に変えてしまう。

だから結果が出ない。

本を読んでセミナーに参加して
そこで学んだことを実践しても
結果が一向に出ず、、、

「俺は何をやってもダメだ…_| ̄|○」

と自信を失ってしまうんです。

では、そんな「思考の癖」を
どうやって変えることができたかというと・・・

先輩からのこの一言が
「思考の癖」を変えるきっかけになりました。

「そのまま真似しようとしたとき
違和感があったらチャンスと思え」

先輩から教えてもらったトークを
そのまま言おうとしたとき
ちょっと言いにくいところを
言いやすいように変えてることに気づいたんです。

「ちょっと言いにくい」

ここに「思考の癖」を変える
チャンスがあります。

「言いやすい」ように変えるというのは、
トップ営業の先輩の思考を無視して、
ダメダメ営業の私の思考に基づいた
売れないトークにわざわざ変える行為。

これじゃ本末転倒ですね(-_-メ)

文章もこれとまったく同じです。

売れているチラシの真似をしようとしたとき、
「ちょっと書きにくい」
と思ったとき「思考の癖」を変える
チャンスなんです。