情報に振り回されず、必要な情報を必要なときに使えるようになる差別化を図るマインドとは?

情報に振り回されず、必要な情報を必要なときに使えるようになる差別化を図るマインドとは?

こんにちは!
S屋の「激辛煮込みうどん」は、とにかくウマくて、腹一杯になるけど
そのあと睡魔に襲われて仕事にならない
木戸一敏です(^^

情報過多の時代といわていますけど、
ほんとそうですね。

ちょっと「このメルマガ面白そうだなぁ」と思って
購読ボタンをクリックしていたら
いつの間にか読みきれないほど
メルマガが増えました(;^_^A

そんなわけで先週、思い切って
すべてのメルマガを解除してみました!

そうしたら
メールボックスに何も来なくなって
ちょっと寂しい気持ちに(^~^;

この手軽に入手できる情報が
思わぬ発見や気づき
自社の業績アップに大きく活せるときもあれば、
反対に業績を悪化させてしまうときもあります。

それは、どういうときか?

気持ちがブレているときです。

一生懸命にやっているのに空回り・・・

「こんなにやってるのに、なんで上手くいかないんだ!」

という状態が3ヶ月以上も続くと
今まで確信を持ってやっていたことが、
だんだんと揺れ始めるんです。

私自身そんなことが何度もありました。

“隣の芝生は青く見える”で
あれをやろうか、これをやろうか
考えているだけで時間だけが過ぎていき
どんどん業績が悪化してしまうという状態に陥りました。

こんな以前の私と
似たような状況にはまっていたのが、
事業を始めて3年目になるというRさんです。

たくさんのメルマガを購読して、
自社の業績アップにつながるものを
探していました。

その中でRさんが見つけたのが
「ポジショニング」。

日本でナンバーワンの実績を持っていなかったとしても
自社がある地域に絞り込むことで
「実績ナンバーワンです!」とうたうことがあります。

“日本”というポジションを
“地元地域”というポジションに変えることで
ナンバーワンになれるというもの。

こんな感じで競合から自社を差別化し、
優位な地位を占めるのを
「ポジショニング」というわけなんですけど、

訪問スタイルで商品を販売するRさんが
アプローチを効果的にする方法に
「ポジショニング」を当てはめるのは危険です。

どうしてか?

Rさんの商品は買う側からすると
メーカーは違えど
どこで買っても同じ。

違うのは値段の差だけ。

売る側としては一生懸命、差別化を図ろうと
いろんな角度でプレゼンをしても
買う側からしたらどこに違いがあるのか
さっぱりわからない・・・

という商品です。

わかりやすくいうと
コピー機のようなものです。

こういった商品を訪問スタイルで売ろうとしたとき
はっきり言って「ポジショニング」は
通用しないのが現実です。

「□□の販売台数の実績が地元○○町で
ナンバーワンです!」

と言ったところで
「あっそう。・・・で?」
と言われて終わりです。

これが先日紹介した牧野さんのように
「1ヶ月のうち7日だけの営業活動でMDRTを12年連続獲得したのは、
時給ナンバーワンの営業マンでしょう!」
とうたった上で「このノウハウ知りたくないですか?」
と言われたら保険営業マンの多くは手を挙げますよね。

家を建てるのに使う工具は、
材料とタイミングによって変わってくるのと同じように、

売上を上げるに使うノウハウは
商品性とタイミングによって変わる頭に入れて
使い分ける必要があります。

そのためには
いつも視点の中心を“ヒト”に置くことを忘れないで
“コト”=情報を見る癖をつけるといいですね。

これこそが、差別化を図るマインドになります。

そうすれば情報に振り回されず
必要な情報を必要なときに使えるようになりますよ(^^)

▼今日の“みとめ”チェックポイント

『いつもどこでも“ヒト”を視点に置いて考えよう』