社長に「そんな疑うことは嫌です!」と反論したAさん。そのあと・・・

こんにちは! 
昨日の「奇跡の物語セミナー」の実践報告が続々と入ってくるのがたまらない
木戸一敏です(^^

昨日は「モエル塾勉強会」と
「奇跡の物語セミナー」と
一日で2つやるとさすがに体に答えますね(^^;

でも最高に盛り上がりましたよ!(^0^)v

「懇親会もそれに負けないくらいに盛り上がり
今日はセミナーを3つ受講した気分です!」という人も!

その中で今回、初参加したQさんと
ある話で盛り上がりました。

ある会社社長と
その部下Aさんの話です。

社長からAさんに
ある指示が下されました。

「最近、商品の手配ミスが多いんで
一人ひとりに、それを確認してくれ。
不正があったらいかんからな」

この指示を聞いたAさんは、
なんてそんな嫌な役を
俺がやらないといけないんだ、と思いました。

Aさんは社長に言いました。

「私、そんな人を疑うようなことは
 やりたくないです!」

「やりたくない?
 ふ~ん、見損なったな。そんなヤツだったんだ」

「ど、どうしてですか??」

「疑うんじゃなくて
 忘れることなく一つひとつの作業をやっているかを
 確認するだけのことだよ。
 それを『私のこと疑っているの』って思われたり、
 嫌われるんじゃないかって思ってるから
 やりたくないって言い訳しるんだろう?
 自分が疑ってるわけじゃないんだったら
 相手がなんて言おうと『疑ってない』って言えばいいじゃないか?」

そう言われたAさんは
何も言えません。

私は何を言いたくて
この話を今回、初参加したQさんに話したかというと・・・

Qさんは、お客さんに提案するとき
売り込みに思われてしまうことを心配していました。

その答えが
この社長とAさんの会話にあるんです。

「こんなこと言ったら、部下に疑われるんじゃないか」

「こんなこと言ったらお客さんに売り込みに思われるんじゃないか」

という心配は得てして
“相手の為に”ではなく
“自分に為に”になっているとき。

お客さんにとって本当に必要だと思ったのであれば
「この商品、あった方がいいですよ」と
勧めるのがプロの仕事です。

それを「売り込みに思われるんじゃ」と心配するのは
売り込みたい気持ちがあるからなんです。

もし、お客さんにとって本当に必要だと思って勧めたのに
断られたとしたんだったら、
それはお客さんの話の聞き方が足りなかっただけの話。

次に活かせばいいんです。

相手に伝えることに抵抗感があったとき、
自分が傷つきたくない為か
相手の為を考えるかを
確認すると見えてきますよ。

▼今日の“みとめ”チェックポイント

『抵抗感はどこからくるのかを見つけよう』