正論を言うから部下はヤル気を失う

 おはようございます! 今8:27(メルマガを書き始めた時間)
 
 今日の予定を書いたものが探しても見当たらず諦めたら
 目の前のパソコンに貼った付箋に書いてあったのに気づいた、木戸一敏です。
 

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 本日のテーマ : 正論を言うから部下はヤル気を失う

【Q】部下には本当に伸びで欲しいという思いを持っているのですが
   反対にどんどんヤル気が失せてるような気がします。

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昨日、参加してきた
「夫婦円満生活を送る勉強会」

じわぁ~っと、
何か心の奥に届いてき勉強会でした。

主催者の藤本氏
http://moel.orange-mail.net/l/qq1z2t26m461931
だけではなく

奥さんも参加し
女性側からの意見も伺えたのも
良かったんですよね。

懇親会で
私のことを煽る人
昭和37年生まれの人がいましたけど(^^;
楽しかったです!

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【Q】部下には本当に伸びで欲しいという思いを持っているのですが
   反対にどんどんヤル気が失せてるような気がします。

【A】部下に言葉をかけるとき
   どこにフォーカスしているか確認するといいです。

 

●「自分で営業する方が100倍楽ですよ」

先日、部下を4人持つFさんが
こう嘆いていました。

自分の成績が上がらなかったら
自分ががんばることでなんとかなります。

でも
これが部下を持ち
部下の成績を上げられるようにするとなると
自分の成績をあげるのとは
ちょっと違ってきます。

わかります
Fさんの気持ち。

私も悩みましたので。

 

 

●普段Fさんは部下と
どんな会話をしているのか
聞いてみました。

すると
この会話の中に
Fさんの思いと部下の気持ちが
すれ違ってしまっている原因が見つかりました。

自分の個性を出すためにと
営業ツールを自分で作ることを
Fさんは部下に指示を出しました。

Fさんとしては
・ツール作ることで自分のやっていることを再確認させ
・お客さんにも伝わるようになる
・結果、部下の成績アップを実現する
・そして自分に自信が持てるようになって欲しい
という思いで指示を出したんです。

 

 

●部下が作ってきたツールを
Fさんがチェックします。

「あちゃぁ~
 こりゃ、ひどいわ」

そしてFさんは
反応を得られるツールにしようと
自分の営業時間を割いて
一生懸命、部下に教えます。

 

 

●話しを聞いていくと
Fさんの言うことは
すべてあっています。

正しいことばかり。

間違っている
ところはありません。

ところが
正しいことを言ったからといって
部下は理解するわけではなかったりします。

 

 

●では
どうしたらいいのか?

こんな感じにするといいです。

  ↓  ↓  ↓  

「あちゃぁ~
 こりゃ、ひどいわ」

  ↓

「おぉー!完成したかぁ!よくやった!」

正しいことを言うことより
【「みとめ」ポイント探し】をするといいんです。

確かにひどい出来だったとしても
ツールを作り上げたところにフォーカスすると
「みとめ」ポイントが見つかります。

正しいことを言ったからといって
必ずしもうまく行くと限らないんですよね。

反対にかえって
うまく行かなくなるもの。

それより
「みとめ」ポイントを探す方が
うまく行きだすんですよね。

 

■今日の「みとめ」のチェックポイント

『相手の「みとめ」ポイントを探してから話しをしよう』