相手に協力が得られる伝え方は、ここにあった!

こんにちは! 
会社に向かう東武野田線で座ることができたのでメルマガを書いている
木戸一敏です(^^

建築業の方であれば
職人さんとの連携が上手くいかないという経験が
何度かあるのではと思います。

モエル塾メンバーのSさんもそうでした。

・現場の周りは散らかしっぱなしで掃除をしない
・挨拶をしない

など挙げればきりがないほど
直して欲しいことがたくさんあります。

しかもこれは一人の職人さんではなく、
協力業者全体的に言えることです。

そこでSさんは
ひとり一人に現場の厳守事項を伝えるのではなく、
職人全員を集めて研修会を開こうと考えました。

ただ、そこで
「現場はいつもきれいにしましょう」
と伝えたとしても多くの職人さんは
左の耳から右へ、というのは予測できます。

Sさんはこう考えました。

一方的にしゃべる研修ではなく、
モエル塾勉強会と同じように
ワーク形式にしようと。

さすがモエル塾生です(^0^)

ワーク形式にするというのは、
自分で考えたり発言することになので、
より浸透しますからね。

ただ、ここでもうひとつ、
スタンスを変える必要があることを
Sさんに伝えました。

どんなにワーク形式にしたところで
目的は「職人さんにキチンとして欲しい」
という相手に求めたスタンスになっています。

そうすると
職人さんとしては反論したい気持ちになります。

では、どうしたらいいか?

それは、

=================
協力を得ようとするとき、
説得するのではなく、
仲間になってもらうスタンスで接する
=================

ということです。

説得しよとするのは“一方通行”

仲間になってもらうというのは“双方向”

双方向にするには、
目的をお互いの利益に設定して、
それを果たすために
相手に求めるだけでなく、
自分は何をするかを宣言することです。

この提案にSさんは
やる気メラメラ状態になりました。

そして、こんな報告が入ってきました。

↓  ↓  ↓ ここから  ↓  ↓  ↓

最初資料を見ていたときには何だこりゃみたいな
ふてくされた態度の職人もいましたが、
何度も目的を伝え、最後に自分の努力目標も掲げたことで
この若造の御曹司にも協力してやろうかな、
というような顔ツキで聞いてくれました。

社長と下請け業者の2名が
今まで出たどんな研修会よりもよかった。

協力していきたい、と言ってくれました。

もう自信がないだとか
いろんないいわけはやめて、
とにかく余計なことは考えずに
ガンガンやってみます。
 
みんなの前で
コミットメントしたことにより、
いろいろなモヤモヤが
パァッとクリアになりました。

↑  ↑  ↑ ここまで  ↑  ↑  ↑

さすがSさん!
やっぱこの人
やるときには、やるひとなんですよね!!

そうなんですよね、
「自信がない」とか言っているうちは、
逃げているときで
やるしかないですからね。

ただ、行動するとき、
必ず一歩通行ではなく、
双方向になる目的にフォーカスするが必要です。

どんどん自分の殻を破っているSさん
今後またどんな報告があるのか
楽しみです!(^0^)

▼今日の“みとめ”チェックポイント

『協力を求めるとき仲間になってもらうスタンスで接しよう』