営業マンではなく、振り分け作業員に徹すればアポ3 倍!?

 おはようございます! 今8:20(メルマガを書き始めた時間)
 
 今日外に出て、長袖の服にすればよかったと思った、木戸一敏です。

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 本日のテーマ : 営業マンではなく、振り分け作業員に徹すればアポ3 倍!?
 

【Q】売り込まないで売るって、具体的にどうすればいいんですか

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それにしても今日は
肌寒いです。

雨も凄いですしね。

こんな日は
温かいコーヒーを飲みながら
仕事をするのが一番ですね(^^

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【Q】売り込まないで売るって、具体的にどうすればいいんですか?

【A】営業マンではなく、振り分け作業員に徹するといいです。

 

 

●「売り込んでいるつもりはないんですけど
 断られてばかりで、アポが取れません」

こんな相談をモエル塾メンバーの
営業マンのQさんから受けました。

そこでどんな会話をしているか
聞いてみたら…

・いかがでしょう
・お客様には大変喜ばれれていまして
・すごく便利です
・お徳だと思いまして
・ぜひ、この機会に

というような
言葉が私の耳に止まりました。

 

 

●「Qさん、それ全部、売り込みの言葉ですよ」

「えぇ!?売り込んでいるんですか?この言葉が??」

そうなんです。

売り手側としては
「お客様のために」と思って
一生懸命言っているんですけど
買い手側にすると
一方的な売り込みトークにしか聞こえないんです。

実際に「お客様のために」というのは建前で
本音は自分のノルマ達成のため。

この本音の部分が
みえみえのトークになっているから
お客さんが引いてしまうんです。

私はこのことがわかるまで
10年近くかかりました(激汗)

 

 

●「では、その本音の部分を
 相手に絶対にわからないよう
 隠せば売れるということですか?」

Qさんに聞かれました。

実は私もQさんと同じような質問を
上司にしたことがあります。

その上司から
こんな答えをもらいました。

「売り込み鯛気持ちを隠そうとして
 隠し切れないもんだよ実際。
 そうじゃなくて、振り分けるんだよ」

「振り分けるんですか?」

 

●「売ろう、売ろうとする営業マンではなく
 振り分け作業員になること。
 役に立つ、立たないを振り分ける
 作業に徹するんだよ」

こう上司から教わりました。

と言われても
そう振り分けてしまったら
すべて断られることになります。

「すべて断られてしまうのは
 振り分け作業員ではなく
 それは売ろう、売ろうとしてるから」

「??????」

さっぱり意味がわかりません。

 

 

●「どんなに良い商品でも
 すべての人に喜んでもらえるものんはないよね。
 だから喜んでもらえる人と
 そうでない人を振り分けるんだよ」

そこで具体的に教わった
振り分けトークの基本フォーマットが
これです↓

    ↓

    ↓

「○○○○○で○○○○○ですと
 ○○○○○な効果がありますけど
 □□□□□で□□□□□□でしたら
 必要ないのですが、どちらになりますか?」

これは7月に出版した
「質問のルール」の104ページにある
アーディンの法則。

初対面の時は
答えやすい質問からというヤツです。

 

 

●上司からのアドバイスで
振り分け作業員に徹するようになってから
売れ始めました。

その後も
マイラインの仕事をしたときも
振り分け作業員トークが役に立ちました。

「電話の使用量が月額3万円で市外に掛ける数が多いようでしたら
 2~3割、電話料金が安くなりますけど
 月額3万円以下で、掛けるのが市内がほとんでしたら
 今のままでいいのですが、電話の使用量は月3万円以上ですか?
 それとも3万円以下になりますか?」

という感じの
振り分けトークを使ってました。

当時1日1本取れるかどうかだったものが
2~3本確実にアポになりました。

売ろう、売ろうとする営業マンではなく
役に立つ、立たないを振り分ける
作業員に徹する。

そうると
ストレスなく
売れるようになりますよ。

 

■今日の「みとめ」のチェックポイント

『役立たない人もいることを「みとめ」て営業をしよう』