売り上げアップのマインドで、「必死」にならずに今できることをやろう!

CIMG2375

こんにちは!
せっかくクリーニングしたスラックスの線が汗で早くも消えかけてしまったのが
もったいないと思う
木戸一敏です(^0^;

ここ最近になって
消費税の話題になることが
増えてきましたね。

来年8%になって、
再来年は10%・・・。

中小零細企業の多くは、
消費税をお客さんから徴収せず、
自社負担せざるを得ないというのが
現状だと思います。

つい先日も
こんな話がありました。

「ということは今の2倍、消費税を払わないってこと!?
やばいよね。
そうじゃなくても業績が低迷してるのに。
今から必死にならんと!」

7人の社員を抱える社長のTさんの、
この発言が気になりました。

“必死”という言葉は、
私の辞書にはない言葉だからです。

部下から「必死でやります!」と言われると、
真剣さが伝わってきて、
物事が前進すると錯覚してしまいがちです。

言っている本人も、
言った瞬間は本気になった気分になります。

上司も業績が不調な部下に激を飛ばすとき
「必死になってやるんだ!」
と言ってしまいがちです。

“必死”という字は、必ず死ぬと書きます。

必ず死んだところで
物事は何も解決しないし
何も前には進みません。

この言葉が出てきたときは、
要注意だと私は思っています。

解決策がなかなか見つからなかったり、
具体化することから逃げようと思ったときに出てくる言葉が
“必死”なんです。

そうではなく、
業績を上げるために
具体的に何をやるかを決めることが重要です。

だからといって
「○○までに目標の○○を達成します」
というものNGです。

その業績が上がらないから
「必死にやります!」と言ってしまうわけですから
意味がありません。

その目標を達成するために
今日、今何をやるかを決めるんです。

これは重要な売り上げアップのマインドです。

でも、なぜか“必死”という便利な言葉を使う人は、
それをやろうとしません。

どうしてか?

それは、考えることが苦痛だからです。

今すぐやれることを見つける作業というのは、
実は簡単なことではありません。

今の現状を直視しながら、
脳みそに汗をかかないと出てこないものです。

でも、目標を達成するために、
今すぐやれることは何かを考え続けていれば、
必ず見つかります。

そして、目標も達成できるようになります。

目標が達成できない大きな原因は、
行動のステップが欠落しているからです。

目標達成までのステップが
仮に1~10まであったとして、

いつも達成できない人は、
ステップ1~9の間を見ようとせず、
いきなりステップ10だけを目指します。

「今すぐできること」は
ステップ1になります。

まずは、そこに行くことだけを考える。

ステップ1がクリアできたら次は、
ステップ2に進むことだけを考える。

こうしていけば、
じわじわと目標を達成できるようになります。

▼今日の“みとめ”チェックポイント

『今すぐできることを見つけよう』