コンサルティングのマインドで自分の“使命”を感じよう

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こんにちは!
昨日は大牟田商工会議所で講演。九州の日帰りコースにちょっとバテ気味の
木戸一敏です(^0^;
先日、モエル塾メンバーのある人と話をしていて
こんなことを聞かれました。

「自分の使命は、どうやったら見つかるんでしょう?」

そこで今日のブログは、
自分にとっての使命はなんなのかが
見つかるきっかけになる内容をお伝えします。

友人にXさんという人がいます。

Xさんは会うたびに
「悪徳業者は許せない!」と言って
彼らの手口はどうのこうので
こんなとんでもないことをやっていると
延々と話をし始めます。

会うたびに、です。

Xさんは、悪徳業者を撲滅するために
ヤフー知恵袋や教えてgooなどで
悪徳業者に悩む人の相談に乗っています。

先日は、その悪徳業者から
訴えられたと言ってました(^^;

なぜXさんは
そこまでして
悪徳業者を撲滅にエネルギーを注いているのか?

それは・・・

以前Xさん自身が
悪徳業者をやっていたからです。

それが、あることがきっかけで
目が覚めました。

瞬時にして考え方が180度変わり、
現在に至ります。

このXさんの気持ち、
私はわかります。

なぜなら私もXさんと同じだからです。

「ヒトとヒト関係を作ろう!」とか
「仕事が楽しいと言える人を日本中に増やそう!」とか
「“みとめ”を意識して人生を歩もう!」と
いつも訴えているのは
私自身がまったくできていなかったから。

「ヒトとヒト関係を作ろう!」というのは
この意識がゼロだったためダメ営業マン時代が長かったからで、

「仕事が楽しいと言える人を日本中に増やそう!」というのは、
夢と希望を持って始めたはずの会社が楽しくない。
「精神的にオレはおかしいのか・・・」と悩んだからで、

「“みとめ”を意識して人生を歩もう!」というのは
精神的に行き詰り路頭に迷ったとき
なんで仕事してるのか?なんで生きているのかをとことん考えたとき
「オレは認められたい!」「認めて欲しい!」と叫んだからで

これらのことが自分には
大きく不足していたから声を大にしてるんです。

できていなかったことがコンサルティングのマインドの元になっています。

Xさんと同じように。

自分がクリアしたことを使命にするのではなく、

自分がからっきしダメだったところ
大きく不足していたところ
その部分こそを“使命”として掲げる。

それでこそ“使命”です。

今の自分は
掲げている使命の100分の1もできていない。

重要なのは、
もがき葛藤しながらも
掲げた使命に向かって進むこと。

100分の1でも1000分の1でも
ほんの僅かでも使命に近づけようと実践していること。

こんなことこそが
使命だと思うんです。

▼今日の“みとめ”チェックポイント

『自分が不足しているところを使命として掲げよう』