こんにちは!
気温28度の熱帯夜が少し涼しく感じる、
木戸一敏です(^o^)v
人間、慣れてくるものなんですね^_^
今年のお盆休みは、
たまにはゆっくりしようと
スケジュールを真っ白にしたんですが、、、
10年ぶりに会う友人や
急遽、入った相談がいくつもあり
スケジュールがいつの間に真っ黒に(^_^;)
その中に、
質問力の鍛え方についての
相談がありました。
質問力を鍛えることで
相手の本音を聞くことができたり、
問題を解決する糸口が見つかったりするなど、
コミュニケーション能力が
格段にアップしますからね。
「質問のルール」という本を
出版していますが、
実は30歳まで
質問がとても下手でした(T_T)
下手というか
質問が苦手というか、
質問ができないというか、、、
もし質問をして
「なんでそんなこと聞くの?」
と相手を不快にさせてしまうかも・・・
「その質問の意味がわからない」
と言われたらどうしたよう・・・
という不安が先に立ってしまい
質問ができませんでした(><)
質問をしないと、
話が一方的になってしまうので
契約も取れません。
だから10年もダメダメ営業マンから
脱出できなかったわけなんですが、
そんな私が売れるようになった
一つのきっかけが・・・
【質問の意味】
の捉え方が変わったことにあります。
この答えを言う前に、、、
質問力の鍛え方について
相談をしてきたAさんが
どんな商談をしているのか聞きました。
その中で気になったのが
この質問↓
「この商品には◯◯というメリットがあるんですが、
これってあなたにとって嬉しいことですか?」
Aさんの言葉のニュアンスから感じたのは、
「あなたにとって嬉しいことですよね!」
とYESを求めていること。
違う言い方をすると
YESを誘導した質問なんです。
^^^^^^^^^
これでは相手の本音は出ません。
そのメリットは
売る側が思っているメリットであって
目の前にいる人にとっては
メリットを感じないものかもしれません。
メリットを感じない人に
どんなに熱弁を振っても
お互い時間のムダ。
なので
「YESを誘導した質問」
ではなく、
メリットを感じているかどうかを
振り分ける質問をするんです。
その質問がこれ↓
「この商品には◯◯というメリットがあるんですが、
このメリットはあなたにとって嬉しいものですか?
それとも嬉しいことは嬉しいけど、
無いよりあった方がいいかなぁという感じのものですか?」
この質問のポイントは、
メリットを感じる人なのか
感じない人なのかを
【振り分ける】だけにすること。
YESを誘導することは絶対NG!
ニュートラルなスタンスで質問する
^^^^^^^^^^^^^^^^
ことで本音が出てきます。
メリットを感じない方向の言葉を強調する
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
とニュートラルなスタンスの質問になります。
事例にあるように、
「このメリットはあなたにとって嬉しいものですか?」
とメリットを感じる方向の言葉より、
「それとも嬉しいことは嬉しいけど、
無いよりあった方がいいかなぁという感じのものですか?」
とメリットを感じない方向の言葉数が多いですよね。
こうすれば
ニュートラルな質問になります(^^)
つまり質問は、
誘導するためのものではなく
相手の気持ちを知ろうとする
ためのもの。
このように「質問」の意味の
捉え方を変えたことで
質問するのが楽しくなりました(^0^)
お客さんの立場になったとき
誘導されたら気分が悪くなりますが、
気持ちを知ろうとするのは
嬉しい気持ちになりますよね。
▼今日のポイント
【誘導目的の質問はやめよう】